ある蕎麦屋で男二人が食事をしてました。

他にも数人の客。


男二人が蕎麦を食べ終わり、店のおばちゃんと話しをしている時に、数人の高校生が入ってきました。


その高校生達は、他に客がいるのにもかかわらず、バックを床に置き、大きな声で話し始めます。一人の高校生がテレビをつけ、音を大きくしました。そのテレビの(音楽番組)曲に合わせて、割り箸でテーブルを叩きます。



そこで、男二人のうちの一人が立ち上がり、テレビを消します。


高校生『ちょっと!見てるんだけど』と男に言います。


男は無視して、次に学生達のバックをつかみ取り、表へ 放り投げます。



振り向いて、男が高校生達に向かって『お前等、幼稚園か?ん!どうなんだ?』

高校生『高校生です』



男『高校!?(ちょっと間を置いて)インディアンが一本持っているのは軽い槍やりです。その反対はなんだ?』と質問!



一人の高校生が『(重い槍)おもい…やりです』


男『もう一度』


高校生『おもい…やりです』


男『皆で』


高校生全員『おもいやりです』

男『はい、日夜それだけ勉強しろ!世の中、他人がいるって事を忘れるんじゃねぇ~ぞ』


ここまでの話しは、伝説のドラマ!?長渕剛さんの『とんぼ』の中のワンシーン!
その高校生に説教した役の男は、もちろん長渕剛さん!

ドラマの中では学生さんでしたが、大人だって…いや大人の方が、人の事を考えないで行動している人が多いかもしれません。


相手の立場になって物事を考える。


そんな事を言うと、世の中窮屈になっちゃうと思うかもしれません!でも窮屈じゃなきゃ身勝手な人ばかりになってしまいます。だから少しくらい窮屈な方がいい。


自分も出来た人間じゃありませんが、そんな重い槍(思いやり)を持ちながら、これからも行動したいですね。





この『とんぼ』のシーンは、youtubeから長渕剛ドラマで検索すると見られます。
お時間ありましたらどうぞ!