やっと感染症の検査を聞きに予約が取れたのは、

 

看護師から「医師から感染症の検査の事で一日も早く伝えたい」と電話があってから2日後でした。

 

 

それも全の患者の診察が終わった閉院後でした。

 

次々と診察を終えて帰っていく患者さん。

 

 

全ての患者さんが出て、

待合室に私一人になってから診察室へ呼ばれました。笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

院長:「こちらを見てください。」と HIV判定のめくるタイプのハガキを差し出してきました。

 

続いて

 

 

院長:「残念ながらHIV陽性が出ました。出た数値からしてもかなりの確率で陽性の可能性が高いと思います。

    ホルモン治療はストップして治療をしてきてください。ここではHIVの治療が出来ませんので紹介状を出します。

    希望の病院はありますか?」

 

 

私:「擬陽性の可能性もありますよね?」

 

院長:「もちろんその可能性もありますが、今出ている数値はとても擬陽性かもとは言えません。

    この事は旦那様に伝えてありますか?」

 

 

 

と、もはやHIV感染しているかの様に告げられ、

帰りの道中泣きながら運転して帰宅しました。

 

 

もしHIVだったらどうしよう。

死にたくない。

親には何て言う?

夫のせいだ!(また妄想で夫の浮気を考え始める)

 

 

 

帰宅して「ママー!」と駆け寄った息子を抱きしめ大泣きしました。

 

 

擬陽性であります様に。