まな板の上の鯉、風の谷のナウシカ、ラージメスティンの上のユーティリティースポーク。

 
それぞれ諦めたり自然を守ったりご飯を食べたりするものだが、つい口にしたくなるナイスな語呂の組み合わせなのだ。
 
キャンプで私が愛用するフォーク、スプーンはコレ一択、UCOというアメリカのブランドから発売されているチタンユーティリティースポーク。
値段は¥2000を少し越えるくらいだったと記憶している。
ユーティリティースポークは素材がチタンとナイロンの2種類あって、値段も違う。
ナイロンの方がもちろんお安いのだが、そこはキャンパーの弱み…
「錆びない」「強い」「軽い」このチタンの魔力にやられてしまう。
 
三拍子繋がりで言えば、このユーティリティースポークフォークとスプーン意外にも実はナイフの役割も若干果たす。
 

このフォーク先のギザギザである。
これで簡単なものは切ってしまおうという目論見。
「切る」といってもそんなに鋭くないので
結構な硬さの物を切った上で
「またつまらぬものを切ってしまった…」とはいかず
本当に「つまらないもの」しか切れない。
頑張ってウインナーくらいなものだ。
 
しかし、これが絶妙。
これくらいの切れ味でないと、フォークが怖くて使えなくなってしまう。
もし斬鉄剣よろしく、燃えよユーティリティースポークな場合、口の中は傷だらけの天使になってしまうからだ。
 
話を戻そう。
そんな三拍子揃ったユーティリティースポークの最大の魅力はパッキング。
 

こんな感じでピッタリ重ねられる。
しかもUCOロゴの両サイドに空いた穴に、買った時についてくる黄色いゴムを通せば…
 

完全固定できてしまう。
しかもラージメスティンをお持ちの方は、今回に限り…(限らないが)
 

余裕で入ります。
シンデレラフィットとは言わないまでも、シンデレラの姉くらいのフィット感。
メスティンが汚れてるのは目をつぶってください。
 
サイズ感も少し小ぶりなフォーク、スプーンを使ってる感じでそんなに違和感なく使えます。
 
私はクルマやバイクでキャンプしてますが、バックパックなんかやられる方には非常におすすめです。
ナイロンも買ってみようかな?