数日前の話しだが、高校2年生のお客様がいらっしゃった。
僕のホットペッパービュティーに掲載してるスタイルをみてきてくれた・・・・・・・・
メニューはカット、デジパー、カラー 、トリートメント
総額は2万円以上・・・
失礼ながら、大丈夫か?と思ってしまった・・・
親に出してもらうのかなぁ・・・・
と、思いつつ、色々話しながらカット開始
その話しのなかで、お年玉の話しが出た・・・・
今年は少し多めに貰ったんだそうだ・・・・
聞けば3万円、両親に1万円、おじいちゃんに1万円、お兄ちゃんに1万円だそうだ。
そのお年玉を使うんだとか・・・・
僕は少し、違和感を覚えた・・・
お年玉とは、貰った側がどう形に残すか・・・・が勝負!!
ゲーム機や洋服、欲しいモノを買うのが普通。
貰った3万円のうち、2万円をルカで使う・・・・
髪の毛は生モノ・・・・
そのうち伸びて、跡形もなくなる・・・
初めて、髪が伸びなければいいのに・・・
と、思った・・・
『ずっとネオリーブに来てみたかった、ずっと切ってもらいたかった・・・・・』
と言ってくれた。
でも、バイト代も安く、おこずかいも少ないから、なかなか来れない・・・・
だからお年玉とバイト代を合わせて来てくれた。
一年にたった一度のお年玉という、特別なお金・・・・
いつも、真剣に切っているがその時ばかりは魔法が使えればと思った・・・・・・
星に願いを、お年玉に願いを・・・・・
どうか、その子の髪の毛が・・・・
伸びませんように・・・・
パート2に続く
小野寺亮