100年前の1919年に現在の国連が創設された。
ちょんまげを切って、帯刀をやめたばかりの国我が日本は、この時
大国ロシヤを打ち破り この会議に出席し、人種平等の世界の実現を堂々と訴えたのだった。
この時、南アジアにおいて独立国はタイだけだった。
その他は欧米諸国の植民地であり、要するに奴隷だったわけである。
その気概の片鱗すら残っていない今の日本。
日本人の多くの犠牲の上に独立が成り立ったった諸国も今やグローバルの波に飲み込まれ
我先に富みを掴もうと、押しのけせめぎ合い煩悩をさらけ出して生きている。
外人が日本を訪れて国民性を絶賛しているようだが、これはもう本能に残された
僅かな遺伝子がそうしているのであって、これが最後の砦。
このDNAが少しでも残っているうちに何かを取り戻してほしいと思う。
政治のことは解らないが、将来必ず日本が良くなることを目指してほんの少し遠回りを
していると思いたいものだ。
さて、年も押し迫ってきたのでこんな事を考えたのだが、
タイ家族に何を書いているのか聞かれても、こんな内容は理解もできないし
説明をしたら馬鹿だと思われるのでおクビにも出せない。
とにかく難しいことは考えず、今を受け入れるココの人たちにとっては
過去とか未来は無いのと一緒である。
更に、キチンとしたり 難しく考えるタイプはことごとく嫌われる。
至ってシンプルなスタイルが正常の証なのだ。
来年こそははシンプルに生きようと毎年この時期に思うオイラも、まだほんの少し日本人のDNAが息ずいている。