名勝・松島、崩落被害=「長命穴」消え、
半壊の島も―国宝「瑞巌寺」は壁にひび
【記事 】
松尾芭蕉も訪れた日本三景の一つ
「松島諸島」(宮城県)の一部が、大地震後に
崩落していたことが19日、分かった。
観光客に人気の「長命穴」が消え、
複数の島が半壊していたほか、
最も有名な「仁王島」にも網が絡み付いていた。
一方、国宝「瑞巌寺」は廊下の壁がひび割れるなどしたが、
大きな被害はなかった。
約260の諸島のうち、小藻根島の端にあり、
「通ると3年寿命が延びる」として観光客に人気だった
高さ約5メートルの長命穴が消失。
隣の小島も大きく崩れていた。
胴乱の形をしたドウラン島も「斜め上半分が欠け」(真野理事)、
こけし島も高さが4分の1以下になるなど、
複数の島で崩落の跡が認められた。
仁王島は補強されていたためか損壊は見られなかったが、
島全体にノリ養殖の網とブイが付着。
雄島に架かっていた約20メートルの
木造の渡月橋も丸ごとなくなっていた。
松田さんは「自然は元に戻せない。
名勝が消え、悲しい」と話した。
一方、伊達政宗の菩提(ぼだい)寺として
1609年に建てられた瑞巌寺は、
国宝に指定されている本堂と庫裏、2棟を結ぶ回廊のうち、
回廊の外壁と内壁にひびが入り、白壁の一部がはがれ落ちた。
庫裏と改修中の本堂に目立った被害はなかった。
。。。(記事抜粋)。。。