幸せな王子

オスカー・ワイルド作

【ストーリー】

ある街に幸福な王子の像が立っていました。
とても美しい王子の像は

街の人々の自慢でした。
ある日、南の国へ向かうツバメがやってきます。
王子の像の足元で寝ようとすると、

王子が涙を流してるのに気づきます
つばめが理由を尋ねると
王子はこの場所から見える不幸な人々に
自分の宝石をあげて欲しいと

ツバメに頼むのです。
ツバメは言われた通り、

王子の目のサファイアを貧しい人達に届けます
「ぼくは、目が見えなくなった。
君が街の様子を話してを聞かせてほしい」
まだまだたくさんの不幸な人々がいるのを知ると、
自分の体の金箔を剥がして

ツバメに届けてもらいます
やがて秋が過ぎ、冬が訪れ

王子はみすぼらしい

ボロボロの姿になり、

ツバメも寒さで弱っていきました。
「今まで、本当にありがとう。
でも、ごめんね。
君は南の国に、行けなくなってしまった」
「いいんです。ぼくは、あなたが好きでしたから」
ツバメは最後の力を振り絞って飛び上がり、
王子にキスをして足元で力尽きてしまいます。
その瞬間、王子の鉛の心臓は
タイセツな友だちを失った悲しさで

音を立て二つに割れてしまうのです。
みすぼらしくなった王子の像を見た

街の偉い人の命令で、

王子の像は廃棄されることになりました
溶鉱炉に入れて溶けなかった

王子の心臓と

つばめの亡骸は
ゴミとして捨てられました。
それをご覧になっていた神様は、

天使たちに命じ
「鉛の心臓」と
「つばめの亡骸」を

天国の神様のもとに持ち帰らせました。


ヒトを幸せにしようと 願うココロが

世界を幸せにする。

僕は願ってるんだ。。。

世界中のヒトたちが 

本当にタイセツなものを

ココロからタイセツに思える

優しく強いココロを持つようになることを