凌という名の犬 | ヤム’s BAR 外伝

凌という名の犬

5ヶ月ぶりの美容院。

随分伸びてしまった。

髪の毛。

前回は、いつ行ったっけ?と考えてみると・・・

3月だったような気がする。

今は、8月25日。
そりゃ、伸びるわな。

何となく伸びて、夏になった時、
長い髪をゴムで結んでしまったら、あらあら不思議。

首元が、随分と涼しい。

そんなわけで、涼しさに気を取られ、切りに行きそびれていた。

しかし、何度行っても美容院は苦手。

担当の子と、バカ騒ぎするのは楽しいけど、
鏡越しに話をするのは、ちと苦手。

しかも、時々カラーリングの指示を他の人に出したりするので、
話すタイミングも考えないと、こっちが喋りかけでも途切れてしまったりなんかして。

どうにもこうにも気まずくなる。

そこまで考えてるのって、私だけかね?

切り終わって、美容院特有の匂いをさせ帰宅。

そこで待ち構えてるのは、愛犬 『凌』

おかえり~

とシッポを振る。

もちろん、このときも、人間さまの扇風機を独り占めしながら
シッポを振っているのである。

でも、鼻のいい犬は・・・

ん?くせぇ 
( ̄O ̄ノ;)ノ

と思ってか、どうも怪訝な顔。

いつもと違う匂いがするせいか、やたら頭を舐めようとする。

凌は、嗅いだ事の無い匂いは
とりあえず、舐めて確認したいんだろうか。

でも、決して、

いい匂い
ヽ(*゚∀゚)ノワァィ

という顔ではない。

間違いなく・・・くせぇ・・・と言いたげな顔。

ひとしきり匂ったら、後は、プイ。

凌は・・・

都合が悪い時には聞こえない耳
       +
     飽きっぽい

事が、判明した。

これから先、どんな悪態が判明するだろうか。