「選ぶことは捨てること。」
こんにちは、塚本亮です。
私たちの毎日は選択の連続です。
もしかしたら自分でも気づいてはいないことも多々あるようですが、
何かを選ぶということは、何かを捨てるということを意味しています。
人生の岐路では特に
何を選択するか、悩んでしまいます。
そんなときには
何を選ぶかを決めるよりも、
何を捨てるかを決めた方がいいのです。
それは同時に、
自分にとって本当に捨てられないモノを明確にすること、です。
例えば、
今、自宅が火事になったとします。
たくさん持って逃げようとすると
逃げ遅れてしまいます。
たった一つだけ、
何かを持って逃げるとしたならば
何を持ちだしますか。
ついつい私たちは
欲張ってしまい、あれもこれも
自分の手元に置いておこうとします。
よくよく考えると
そこまで必要ないものまで、
いつかのため、念のために置いておこうとします。
しかし、植物の世界では
枯れた葉が健康な葉に触れると、健康な葉も枯れてくるし、害虫も発生することが多いらしい。
結局、枯れた葉を残しておくと生育が止まります。
何でもかんでもに固執してばかりいると、せっかくの大切なもの枯れてしまいますね。
だから本当に必要なものを見極めなきゃいけないし、
欲張ることなく、捨てる。
ばっさりと。
そしたら春の訪れを知らせるような花が芽を出すんだろうと思います。
悩んでるならなおさら、
捨ててみる勇気が必要ですね。
捨てて初めて、生まれるものがあるんです。
