こんにちは!りょうです。

『女王国の城』(有栖川有栖著)読了しました。

再読です!


あらすじ(Amazonより)ーー

大学に顔を見せない江神を追って信州入りした英都大学推理研の面々は、女王が統べる〈城〉で連続殺人事件に遭遇する。

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めちゃくちゃ久しぶりに再読しました。

面白かった〜‼️


『双頭の悪魔』ではマリアがいなくなりますが、『女王国の城』では江神さんがいなくなります。

マリアの時と同じように探しに出かけるEMCのメンバーたち。

そこで殺人事件に遭遇して…というお話です。


今回は再読なので、お話が気になって急いで読んじゃう、ということがなく、文章を噛み締めながら読んだので、情景とか織田さんとマリアが閉じ込められた協会からバイクで逃げ出していく冒険部分とかゆっくり味わえて良かったです。

江神シリーズの方が冒険部分があって、それも面白いですよねおねがい


割と犯人の影が薄いので、この人だったっけ?って感じなんですが、人類協会(宗教団体)が警察を呼びたくなかった理由は誰もが納得すると思います。


警察に通報したくない協会によって、EMCメンバーは協会内に軟禁状態にされてしまうので、そこから逃げ出そうとする場面や、逃げてから外に助けを呼べるかどうかの、ハラハラ場面もありますが、最終解決はいつも通りの1つ1つの事実の積み上げです。

信頼と実績の有栖川先生ですね(笑)


後、後半の伏線回収を楽しんで読みました✨

マリアのイヤリングも回収するの良いですよね〜。後、江神さんの家族のこともちょっとだけ分かります!


今回、電子書籍で読んだのですが、城の見取り図が上手く表示されず、結局自分が持ってるハードカバーを本棚から引っ張り出してきました。重いけどやっぱり紙は、何とも言えない良さがありますね。なんてったって見やすいしね!重いけどね!


あ〜なんか『双頭の悪魔』も再読したくなってきた〜❗️