こんにちは!りょうです。

インフルエンザ流行りすぎ❗️


学級閉鎖からの学年閉鎖。

私も、出勤停止からの出勤停止です。

自分も途中でかかってしまい、久しぶりに39度の熱が出ました。

仕事が溜まりまくって大変です💦


ところで『塗仏の宴』読み終わりました〜‼️

文庫版でも全6冊

すごい量です。

去年から読んでました(笑)





とにかく登場人物が多いので、いつものように一生懸命人物一覧を作りながら読んでいたのですが、終盤にはその一覧すらものすごい行。


成仙堂とか道の教え修身会とか華仙姑とか蘭童子とか宗教っぽい団体(人)もたくさん出てくるので、頑張って覚えていたんですが、最後には京極堂があれよあれよという間に事態を収束させていきました。


え、なんか私の一覧もすごいまとまって終わった(笑)


京極先生は自分でも「整理整頓が得意」って言ってるけど、お話もそうですよね。

一見、もうまとめるの無理だろ!って突っ込みたくなるたくさんの色々なお話を、たちまちまとめていきますよね…。

いつもそれに驚いてしまう。

そしてそれが見事で、その技を見ているのが気持ち良いんですよね。

本格ミステリは、謎が一気に解ける爽快感、思いもつかなかった解決法への驚き、伏線の緻密さ、などから得られる一種の気持ち良さ(爽快感?)がありますので、私はミステリにそういうものを求めてるのかもしれません。


今回のテーマは「家族」です。

家族の在り方や、家族とはなんぞやみたいなことを考えさせられるわけですけど、

そこは京極先生なんで、自分が揺るぎないと思っている概念や認識みたいなものを簡単に揺すぶって来ます(笑)。


また、今回、京極堂の過去がちょっと明らかになり、大変気になりました。これからも過去の深掘りが続きそうなので期待大です。

そして過去に関わるラスボスみたいな人が登場。次回以降も出てきそうです。


後、今回はいつも以上にエノさんのありがたさを痛感しました。

関くんは捕まっちゃうし、木場とあっちゃんは失踪しちゃうし、絶望感溢れる場面でも、エノさんが出て来てくれれば、一発解決♪

というか解決はしてないんですけど、ものすごい明るい光で、照らしてくれるので、こっち(読者)は安心します。そして、京極堂を担ぎ出すべく唆していきます(笑)

いや、ほんとエノさん最高でしたよ。

唆し方がまた大変良い!

性格は全く違うけど2人は友達なんだな、ということが伝わって来てとても良かったです。


いやあ、これ全然、感想すらまとめられないわ笑い泣き

京極先生ってすごいな…。

次は陰摩羅鬼ですね。

今年中に鵼までたどりつけるかな〜😅