こんばんは
ryo-ojisanです。
今日のお話は
荒れ地開拓 第5弾
(背景 考察 期待)
虫編です。
なぜだ?
カチカチに固まった土
とりあえず耕してみた
畝を立て
種を蒔いた
徐々に整備も進み
右奥にも侵入
サツマイモの畝にした
白いトンネルは防虫ネット(無農薬だからこれしかない?)
防虫ネット、防鳥ネット、防獣ネット…
何かおかしくない???
畑の周りは凄い雑草
それでも 徐々に作物が取れ始める
一見 何の問題もなく
開拓出来ている様に見える
問題 まずは 虫
無農薬 有機栽培 (オーガニック)だから仕方ない?
殺虫剤 防虫剤を使ってないのだから...
家庭菜園やガーデニングで虫に悩んでいる方
少し長いですが必ず読んで下さい!
虫はなぜ作物(野菜)を食べるのか
この疑問から向き合う事にしました
調べていくと 虫は硝酸を含む植物を
好む事が判りました
では この硝酸はどこから作物に入ったのか
もともと有るものなのか
よく 植物の三大栄養素 窒素 リン酸 カリと言いますが
植物が窒素を根から吸収する際
直接そのまま吸収するのでは無く
窒素が分解されたアンモニウムを亜硝酸菌 硝酸菌が
地中に硝酸として固定したものを(窒素固定)
植物は酵素により
硝酸→亜硝酸→アンモニューム→窒素と
還元して利用しているのです
では 仕方ないのでは⁈
問題は窒素がどこから来たのかでした
本来 空気中の窒素を根粒菌などの
4種類の菌により土壌に固定されたものを
植物は利用してきましたが
人間は肥料として窒素を直接 大量に 大地に入れました
この窒素が硝酸を大量に含んだ野菜を作ることに
虫の大好きな野菜の完成です
さらに 硝酸は植物を腐敗させます
硝酸を多く含まない植物は腐りません 枯れます。
自然を見て下さい殺虫剤や防虫剤など散布してないのに
草花は綺麗な花を咲かせ
木々は何百年も育ち続けています
苔のような小さな植物でさえ
自然の大地では虫に食われず 腐りもしません
(こちらは日本の原生林の様子です)
この事実を知ってから全ての肥料(堆肥、ぼかし、液肥)を止め
畑に入れてしまった窒素をなるべく早く回収する為
畝間、あぜ、に麦を蒔き
土壌の窒素(硝酸)→麦(炭素)に変換をしながら
虫を観察しています。
虫にお困りの方
人間が勝手に作り出した無用の長物(肥料)
全て止めて下さい
虫は 弱っているもの 腐るもの
自然界に残してはいけないもの(植物、動物)を
処分してくれているのです。
虫が食べる野菜は残念ながら人間の食べ物ではありません
(有機栽培だろうが化学肥料を使った野菜と
虫にとっては何ら差は無いのです)
ご自身が作った野菜が人の食べ物かは虫に聞いて下さい
虫は腐らない枯れる物は腸で分解できず
食べれば死んでしまいます
それが本当の人の食べ物(野菜)です。
次回は
多種多様な植物を自然の大地はどうやって支えているのか
巨大な樹木を同じ場所で育て続ける栄養はどこから来ているのか
その謎に迫ります。
今編では 虫の謎に迫ってみました
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。
皆様の少しでもお役に立てば幸いです。
ホームページ
もし 宜しければ
ご覧に成って下さい。
https://ryo-ojisan.amebaownd.com/