夏の終り | ryo-ohshioのブログ

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デカバスにロマンを求めるローカル釣り師の釣行記

8月の大雨災害がお盆休みに発生し、8月8日以降増水と悪天候で上流からボートを降ろせませんでしたが、27日(半導体不足の煽りで休み)やっとボートを降ろせる水位になりました。


写真の上半分は金曜日。下半分は先週のオカッパリ時に偵察した時。

矢印迄増水したわけで、あのぐらいの水量(5100㌧毎秒)はテトラポットが組んでないと流される程の水圧です。

よく見ると過去の水害であちこちにテトラポットが流されているのが見えますよ。

川にあるテトラポットは軽くても10㌧ですが、5000㌧毎秒には単独では耐えれんでしょうね💦


つまり、大岩やテトラポットが不安定な状態で川の中に有ればその位置が変わっているとなります。(私の家の前は江川の雨瀬という瀬ですが、簗漁でショベルで魚道誘導路を掘る為岩や石が座って居らず、今回のような大水時『岩が転がるゴロゴロという音』が聞こえる時があります) 


金曜日にボートで本湖迄走行する時は、特に潮駅沖迄メチャクチャ神経使います。

水中の水面下ヒタヒタにテトラポットや大岩やデカイ木が沈んでいる所をエンジンで全開走行すると、エンジンが大破してボートも壊れるし、落水して怪我するかもしれません。


大きな川は大水の後に恐ろしいほど地形が変わる!

これが川の鉄則で、この確認作業は釣りを始める前の不文律ですね!

(幸い島根県は川が岩だらけなので、極端に変化する事は少ないです)




さて釣りですが、なんと水温が21℃代なので8日から9℃も水温低下した事になり、8月下旬にしてはかなりな低水温となり、サカナの活性は超低いと予測されます(TOT)

余談ですが、これって鮎が冷水病になるかもしれませんね。

ほらやっぱり(T_T)
何てタフなんでしょう。


魚探には沢山ベイトが見えますが、これはハエ(オイカワ)イダ、ゴリ等の鯉科とハゼ科のサカナでした。
この絵に釣り方のヒントがありますがわかりますか?
ん、わからない?
答えはナイショ(笑) 
自分で経験しないと自分のものになりませんから。



そして天気予報にない雨が1時間半毎に降り、レインウェアを置いて来たので傘で雨の降る15分くらいは雨宿りを余儀なくされました。

後から分かったのですが、湿った空気が入り天気予報も予測が難しく、その時にはじめて降るとわかったみたいです。


それでもライトリグ?(一応スピニングタックルですが、ルアーは5グラム以上)のパワーフィネスの攻めの釣りを押し通し答えが帰ってきました。
48cmのエサ食べまくり2キロオーバー!
こんなコンディション抜群なバスは引きが半端ないです。



そして、またデカイバス?
いや、70雷魚でした〜。
オープンウォーターで7lbラインなのでタックルバランス考えるとまず切れません。

しかし、何でスピニングのジグとかを食ってくるのか?🤣




そして出ました50オーバー!
ちゃんと測りませんでしたけど、ボートの浮力体に貼付けているメジャーに当てると52cmくらいでした。

これはフッキングし、サカナが走った時に『ん、えらいことパワーがあるのでまた雷魚?』と思いましたが、さっきの雷魚の引きどころではなく、ロッドが物凄い力で引き込まれます💦
ありゃこれは7lbでも強気なら切れる!
と、殆ど締めているドラグを緩め、何度か強烈な引きに耐えサカナが浮上して来て『やっ、バスじゃあ!』と(笑)
さっきの怪獣より数段パワーがあり、やはり浜原の川バス50アップは凄い。
菅野や弥栄もバスがよく引きますが、あの引きにもう1段回締め込みがはいり、ボート際でボートの下に数回突っ込みが入る感じです。 

やっぱりとうとうと流れる大河のバスはヤバいでしょう!




結局バスは25〜30cmクラスを4尾、48cmと50アップの6尾でかなりのタフでした。
大きいバスは魚探画像から釣り方のヒントを得て、この日は運良く食った。
しかし、ちょっとルアーを入れる位置が違えばおそらく釣れてないサカナだと思います。

流石に大水が出て水温が劇的に低下すると『超難しい』となりました。

余談ですが
今回大水で岸際が崩落して立木がダムに入った所が出来ましたのでちょっと釣りしてから見てみました。
水深のいい場所なごっそり立木が入りかなりいい場所に見えます。
しかし、サカナ(バスも)はそんなに付いてなく、浜原じゃあまだまだこれは魅力的ではないという事でしょうね〜(^_^;)

その理由は理解出来てますが、それでもやはり浜原ダムは本当に不思議な場所です。






それではまた!