正しい視点で | -狩-

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FXに関する雑記など
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こんばんは

えー、前回の記事で予告した内容です

何名かの方から同じようなご質問を受けました

===

①オーダー情報で反転したところと、反転しなかったところ、の違いは何?
②どのオーダー情報が強くて、どの情報が弱いの?
===

といった内容です


うーむ、こういう質問が何通もくるということは・・・ひょっとて

間違った見方をしてる人が多いんじゃないかい!?

と心配になりましたので、解説です


当初から言っているように、オーダー情報はその名のとおり注文が多く出ているとこであって、
単純に戦略を立てる上での”目安”として使います

・オーダーが出ているところでかなりの確率で反転する
(=だから逆張りだ)

・オーダーを超えたらかなりの確率で加速する
(=だからエントリーすればいい)

なんて決めつけちゃいないでしょうね!?
(上記は悪い例です)

いや、決めてもいいんだけど・・・

ちゃんと、そうならなかったときの事も考えてくださいね

『絶対にここで反転するはずだ!そうに決まってる!』

なんて一方的な期待でトレードしてたら、簡単に退場させられるので注意しましょう


正しい考え方は、

「そろそろオーダーが出てるプライスに近づいた。」
(=ここで反転するかもしれないし、ストップをつけて加速するかもしれない) 

「利食いはオーダー付近で反転する前に利益を確定しよう」
「いま持ってるポジションの一部を閉じておこう」


あるいは

「反転すると想定して、エントリーしよう。ただし、逆の場合もあるからストップは次のオーダーを超えたところに入れておこう。」


というように、オーダー情報を1つの目安にします

そもそも、質問①のような
「なぜさっきはここで反転したのか、なぜこのときは反転しなかったのか」
の答えはですね

「その時間に、売った人よりも買った人が多かったから上昇した」

「その時間に、買った人よりも売った人が多かったから下落した」

それだけですよね

オーダーが出ていたからかもしれないし、何かのテクニカルポイントがあったからかもしれないし、指標が良かったからかもしれないし、誰かの発言がきっかけだったからかもしれない

確実に言えるのは、それらの情報を見た人が売り・買いの注文を出した結果、

多かった方に動いた

ただそれだけです

どっちが多くなるのか、なんてのはそのときにならないとわかりません

ですから、ご質問
①オーダー情報で反転したところと、反転しなかったところ、の違いは何?
②どのオーダー情報が強くて、どの情報が弱いの?

については

「こんな種類のオーダーが出ているときは反転するよ」 

なんて答えを期待してるのかもしれませんけど、
確実な事なんて

言えるわけがないんです


もしも
『オーダー情報さえ見れば反転するポイントがわかるんだ!』
なんて思ってるとしたら、

とんでもない誤解ですから!



売りが強かったのか、買いが強かったのか

しっかり事実だけを見るようにしましょう

ではまた☆

(わかってる人にとっては今さら、の内容でした☆)