飲食店の無許可営業 暴力団幹部7逮捕 売り上げが暴力団の資金源か【佐賀県】

佐賀市の繁華街で無許可で飲食店を営業したとして、暴力団幹部の男や妻などあわせて7人が、風営法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、佐賀市に住む指定暴力団道仁会系幹部の男(47)と、妻(39)らあわせて7人です。

幹部の男など7人は、佐賀市大財で、クラブやラウンジと呼ばれるような従業員が接客する飲食店を、おととし6月から今年2月まで無許可で営業したとして、風営法違反の疑いが持たれています。

店は幹部の男と妻が実質的に経営し、暴力団組員2人を含む5人が経理などを担当していたとみられますが、警察は認否を明らかにしていません。

また警察は、店の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、18日午後約30人態勢で、男が幹部を務める指定暴力団道仁会系の事務所を家宅捜索しています。