初北海道ツーリングに挑戦する方向けの内容です。
経験者の方は参考程度でお願いします。


 北海道ツーリングTIPS

過去10回のツーリング経験から得たTIPSを紹介。

今年の夏は憧れの北海道ツーリングに出発しよう。

この記事では実践的な小ワザを解説していく。



 フェリーの選び方

本州各地から北海道へのフェリーが就航している。

初北海道で後悔しないフェリー選びを紹介する。


まずは、どこから乗るかについて。

結論、自宅から一番近い港からの便を選択しよう。

関西は舞鶴や敦賀発、関東は大洗発が一般的。


続いて、出港時刻について。
複数便ある場合は深夜発の便を選択しよう。
深夜に出航するフェリーのメリットは、

仕事終わりに出発しても乗船時間に間に合うこと、

真夏の本州の暑さを避けて夜に走行できること。


最後に、客室について。

大部屋で雑魚寝は避けた方が無難。

フェリー会社によって呼称は異なるが、

新日本海フェリーのツーリストSや、

商船三井フェリーのカジュアルなど、

プライベートを確保できる客室を選ぼう。

条件に合致するフェリーは、

新潟(22時30分)→苫小牧(翌日16時45分)

舞鶴(23時50分)→小樽(翌日20時45分)

敦賀(23時55分)→苫小牧(翌日20時30分)

大洗(1時45分)→苫小牧(19時45分)

の4航路となる。


以上を踏まえて7日間の休みをフル活用すると、

北海道内で5日間の走りを最大限に楽しめるはず。

0日目 仕事終わりに出発→乗船

1日目 →北海道着

2日目 フリータイム

3日目 フリータイム

4日目 フリータイム

5日目 フリータイム

6日目 フリータイム→乗船

7日目 →本州着→帰宅

北海道到着後すぐに走り出したい気持ちになるが、

明日からの走りに備えて港近くで泊まろう。



 北海道走行中の注意点

いよいよ夢にまで見た北海道上陸の日。

北海道の道路を走る上での注意点を紹介する。


スピード注意。

北海道の道と言えば、広くてどこまでも続く直線。

テンションが上がりついついスピードを出しがち。

市街地の出入口や直線道路には要注意、

パトカーが取り締まりしていることが多い。

警察のお世話になってはテンションだだ下がり、

北海道ツーリングは無事故無違反で走り切りたい。

動物注意。

北海道といえば雄大な大自然。

走行中にはキタキツネやシカに遭遇することも。

昼間ならば飛び出してきても回避可能でも、

夜間は発見が遅れて最悪衝突の危険性もある。

走行中の景色が北海道ツーリングの醍醐味。

景色の見えない暗い道を走っても楽しさ半減。

動物との衝突回避のためにも夜の走行は控えよう。



 セイコーマート

北海道のコンビニと言えばセイコーマート。

通称、セコマ。

本州のコンビニには無い魅力的な品揃えで、

北海道を走るライダーを迎えてくれる。


プライベートブランド商品のほか、
店内調理のホットシェフの弁当が特に美味しい。


コンビニを利用する機会があれば、

セイコーマートを積極的に利用したい。

北海道ツーリングを終えたライダーの多くは、

本州にもあればいいのになと思うに違いない。



 ホクレンフラッグ

ホクレンというスタンドで入手可能。

フラッグは北海道ライダーの勲章のようなもの。

北海道ツーリングの思い出として集めよう。

フラッグの販売は例年6月から9月まで、

お盆以降は店舗によっては売り切れも出てくる。

ホクレンのHPで在庫を確認しながら探そう。



 温泉

北海道各地には温泉が各地に点在している。

有名な温泉地から無料の露天風呂まで。

ツーリング中には雨や寒さに凍える日もあるが、

温泉に立ち寄れば体も温まり休憩もでき一石二鳥。


近くに温泉があることもキャンプ場選びの要素。

走行後の疲れを癒して、翌日の走りに備えよう。



 ヤエー

2000年代にネットから拡散したハンドサイン。

北海道を走るライダーがすれ違い時に交わす挨拶。

ピースサインの他、手を振ったり会釈だったり。



片手運転になるため、安全な場所で行おう。

カーブや高速走行時などは会釈でも十分伝わる。

重要なのはヤエーは義務でも強要でもないこと。

手を振って返事がなくても怒ることのないように。

楽しみたいように楽しむことが北海道ツーリング。


最高の夏の思い出になるように精一杯楽しもう。