記載の情報は2000年当時のものです。
現在は廃止されているものもあります。



 18きっぷで北海道へ

今回が18きっぷを使用しての初めての遠出。

行くからには一番行ってみたい場所へ。


というわけで行き先は北海道に決定。

5泊6日、18きっぷ2枚の変則的な日程。


 ルート

宿泊は全て車中泊、なかなかのハードモード。
夜行列車と18きっぷの最強タッグで挑む。

1日目 福井→米原→東京→新宿→(車中泊)

2日目 →新潟→青森→函館→(車中泊)
3日目 →札幌→(車中泊)
4日目 →函館→新潟→(車中泊)
5日目 →東京→(車中泊)
6日目 →名古屋→米原→福井


 1日目 福井から東京へ

2000年12月27日

最寄駅から始発に乗車。

北陸線・東海道線を順調に進む。

乗り換え駅では18きっぱーの大移動があり、

随所で壮絶な椅子取りゲームが開催されていた。


夕方には東京駅に到着。

ムーンライトえちごの発車まで都内を散策。


初めての夜行快速列車、指定席は1ヶ月前に確保。

リクライニング席で心地よい振動が眠気を誘う。



 2日目 新潟から函館へ

2000年12月28日

一夜明け、ムーンライトえちごは新潟に到着。


今日は日本海を眺めながら北上、

青函トンネルを抜けて函館を目指す。

18きっぷは遅延や運休の補償は無いため、

運行状況は常に確認しておく。

列車は雪で凍りついているが影響無し。

青森からは快速海峡に乗車。

青函トンネルを抜けて函館へ。


青函トンネル内は現在位置が掲示板に表示される。

長い下り坂が上りに変わると、北海道が目前に。

函館から札幌までは、快速ミッドナイト。

指定席料金300円で乗れるコスパ最強の移動手段。

宿泊代を浮かせつつ移動できる、大人気列車。



 3日目 札幌観光

2000年12月29日

出発から3日目の朝、ようやく札幌に到着。

屋外の温度計は−7度。

今日は朝から夜までフリータイム。

まずは札幌近郊を観光。

凍りついた快速エアポートに乗り小樽へ。

雪に覆われた小樽運河も美しい。

3泊目も快速ミッドナイトに車中泊。

リクライニングシートで眠るのも慣れると快適。



 4日目 函館から新潟へ

2000年12月30日

青森、秋田、山形、新潟まで移動。


18きっぷ北海道往復のメジャーなパターンのため、

ミッドナイトから見覚えのある顔もちらほら。

再び快速ムーンライトえちごに乗車。

そろそろ列車に乗っていないときも体が揺れる。



 5日目 東京観光

2000年12月31日

大晦日は東京観光しながら過ごす。

今夜の宿はムーンライトながら。

シーズンには超プレミアチケットとなる。

東京からは満席だったが、

小田原から名古屋間での指定席を確保。

区間を変えると空席があることもある。



 6日目 名古屋から福井へ

2001年1月1日

ムーンライトながらは夜間消灯しない。

明るい車内ではなかなか眠れない。

翌朝まで電車に揺られている、

これも18きっぷ旅行の醍醐味のひとつか。


5連続夜行列車の車中泊での北海道旅行。

荷物が多過ぎて大変だと気づいたことも収穫。



終了。