妻は17のファンである。
某所都市伝説ばかり見ているので、韓国の文化的侵略だと信じている私としてはこれらも基本気に入ってはいない。
が、趣味に口出ししないのが私の信条。たとえソレで死ぬことになろうと、否定はしない。
後悔することになったとしても本人の意志であれば尊重する。
子供であろうと自らの意志こそ重要だと私は考えているので。そうね、無理にでも止めるのは倫理的・健康的な話だけ。
あとで後悔し経験にしてしまえと思う人間だ。
さて、で、気になったというのは「アニソン」の量だ。
基本見てなくても聞こえてくるので、聞き覚えのある歌が思っていたより出てる。アニソンメインではないのに。
そりゃそうだ、現在アニメで歌ってるアーティストがずらりだ。
逆に言おう、アニメで普通に売れてるアーティストが使われるようになったのは、はじめがいつなのかはともかくそこそこ昔のお話。
今では当たり前なので忘れてしまっているが、元々は専用の楽曲で一般的なポップアーティストではない音楽家が作成していた。
流行り物ではなく「アニメソング」になるわけだ。
だが昨日のテレビの違和感はそこにあった。
流行っている楽曲そのものが「アニメ」なのだ。で、見つけた記事が先のもの。
ジャパニーズアニメ、ジャパニメーションが流行っていた時代から切望の中切望されていた「ANIME」は、配信サービスの台頭と普及により世界に発信されるようになり、これが火付けになったようだ。
勿論先駆者として「鬼滅の刃」は忘れてはいけない。
なるほどそうか。確かに自分もテレビを見ない人間なので、アニメも見るにはレンタルするしかなかったところ、プライムに入ってビデオもついてきたお陰でここ3年はアニメ漬けになっている。最新アニメも僅かな遅れで見ることができるのはありがたい。
そんなここ最近であれば水星の魔女、推しの子のYOASOBIは強烈だったと思う。
特に「アイドル」は楽曲もさることながら(YOASOBIの英語訳詞は韻の踏み方も空耳も含め恐ろしい)歌詞そのものの表現に鳥肌と感涙に震えた。
先に聞いていたが原作連載を追ってる身としては衝撃的だったのを覚えている。
で、どうアニメで使ってるのかっていうと、1時間以上ある第1話を押し込んだ上でエンディングで使っている。
これがまた鼻がつーんとするくらい強烈だった。多分2023年最大のアニメと言い切れるし、この曲が馬鹿売れした理由もわかる。
なにせ白人男性がyoutubeで絶句してるくらいだ。もうなんだ。
無言の同意ってやつだ。
コレは新しくはないが、一つのムーブメントとして上げて良い気がするなぁ。ますます日本はアニメとうまい飯の国って思われると思うが。
いいんじゃない?