こんばんは


休みの日は12時間睡眠のりょういちです。


そのままどれだけ無駄な1日を過ごせるかを考えることが最近のマイブームです。


さて、前回は出来た音を共鳴させて「良い音」へ変える過程を学びました。


今回は音を口や下で変えて言葉にする過程を学びます。



    

舌や唇で母音や子音へ音を変化させる


それではまず母音と子音について見てみましょう


母音:声が口を出るまでの間、その通路が舌や唇などで妨げられない時の音。標準的な現代日本語では、「あ(a) い(i) う(u) え(e) お(o)」。


子音:声が口を出るまでの間、どこかで閉鎖や狭窄が起こり、発せられる音。


母音は口を出るまで邪魔がなく、口の形だけで発する

子音は喉や舌で隙間を変えて発する

こんな感じでしょうか。


 

1.母音

分かりやすいGifがあったので添削させていただきます。

母音での舌の動きアニメーション


第45回「「OCM式日本語50音」」より


い え あ は舌尖(舌の先)の位置で音を変えているのが分かります。

実際はこれに口の大きさも変わってきます。


横に開いたまま

い:口は縦に小さく、舌は高い

え:中間

あ:口は縦に大きく、舌は低い


う お は奥舌(舌の奥)の位置で音を変えていますね。


う:口は縦に小さく、奥舌は高い

お:口は縦に大きく、奥舌は低い



 

2.子音

子音は舌や喉の様々な動きにより形成されます。


動き方によって奏でられるそれぞれの音に名前があるのでそれらをご紹介します。


「破裂音」

上下の唇同士、もしくは舌vs歯、口蓋が一旦くっつき、すぐに離れて出る音

ば行、ぱ行、か行、が行、たてとだでど


「摩擦音」

舌尖や奥舌で隙間を作り出し、音がその隙間を通る時の音

さ行、は行


「弾き音」

舌尖が歯茎、口蓋をはじいて出す音

ら行


「破擦音」

歯茎に舌尖をつけ、「t」を出した後にすぐ「s」を出す音

破裂音と摩擦音の混合でこの名前がついたようです

ちつじずぢづ



普段はこれら母音、子音を意識して出していますが、舌も筋肉であり意図的に運動させることができます。


厳密には内舌筋や外舌筋と分かれており、様々な筋肉の集まりでもあります。

(今後機会があれば紹介させていただきますね)


滑舌が悪いと言われる方は早口言葉などで、間違えやすいパターンを見つけることができれば!!


舌のどの動きが悪いか、どの音が悪いか(破裂音が弱いなど)が分かると思いますので、滑舌練習の道筋が見えてくると思います。


よければご参考にどうぞ照れ


それでは今日はこの辺りで


どろんDASH!