入社から3年が経ち、4年目に突入した2004年。


ここから人生は動き出した。



まず、フットサル。




フットサルそのものにハマったことも大きいけど、何よりそこでの出会いというものが大きかった。



高校のサッカー部OBで集まってフットサルやることになって、そこで出会った友達の友達。今や紹介してくれた友達より仲良くなって、何年来の友達か分からないくらい!



あとは、ジムでフットサルやってたら突然現れた爽やかな色黒の青年。まぁまぁやるじゃん。が、結構うまいじゃんに変わり、あれもしかしてこの人うめーかもに変わって、やばい!めっちゃうまいじゃんに変わった。今や「我が師匠」ですよ。


で、その人もそのチームに入れて一緒にフットサルやることになった。



もうその人は転勤して1年くらい会ってない。



でもそんな仲間と毎日のようにフットサルして、終わってからもあぁだこうだ話してた頃が一番楽しかったな~。



その他、フットサル場でお世話になった人や、よく練習試合してくれたチーム。今じゃそのチームで俺もプレーしてるし(^_^;)



最初は助っ人だったんだけどね。





まぁそんな感じでフットサルというものを通して出会った人たちに自分なりには大きく影響を受けていたのでした。



それは人生、仕事にしても。



みな色々目標や夢を持ち、紆余曲折ありながら今の仕事に就いてる人たちばかり…。




「俺はこれでいいのか?」




特に教員関係の友達の話しはかなり影響うけた。元々自分も教員志望だったからね。



元々は高校教師になって、サッカー部の監督になりたかったわけだけど、小学校の教員もいいなと。



そんな時、大学で一緒にサッカーやってた奴で同年代では唯一といっていいほど尊敬してた奴がね、埼玉で一緒にサッカーやろうって誘ってくれたんだよね。



そのチームは関東リーグに上がったし、これからJリーグ目指してクラブの運営もしていくってね。



そいつとまた一緒にやれるのも楽しみだったし、自分自身あと何年やれるか分からないから最後にとことんやりきりたいっていう気持ちもあった。天皇杯出場でも、JFLでもいい、何か形ある結果、足跡も残したかったし。



何より尊敬するそいつと一緒にいるだけで自分にはとても大きな時間を過ごすことができると思った。




これは悩んだね。




仕事はそうでもなかったけど、ようやく人脈も広がって楽しくなり始めた生活を捨てて埼玉に1人行くのかと。



この歳(25、26)で県リーグの国体にすら入ってもいない自分が関東なんか行って通用すんのか?そこまで行って試合出られなかったらシャレにならないな…とか。



また、生活はどうする?バイトじゃ練習時間の都合もあってどう考えても生活できるか分からないくらいの給料しか稼げそうになく。。





親にはサッカーの事は言わず、もう一度大学に行って小学校の教員免許を取りたい話をした。通信でもいいから。



内心怒られるかと思ったけど、意外にも親は応援してくれるようだった。



そしてさらに意外なことに生活費とか面倒見てくれるようなことまで言ってくれた。



とても助かるが、それは駄目だと思って断った。



この時の親の反応が実は後々大きかったのかなと今は思う。普段は頭ごなしに否定されることが多いんだけどね。逆に家を追い出されるくらいだったらまた人生は変わっていたのかな…??



さて、どうしたものか…。



埼玉のチームには何度か練習試合には参加し、手応えもあったがまだまだ自分のレベルじゃ足りないなと思うこともあった。



ただ挑戦してみたい気持ちはあった。




これまでサッカーばっかりやってきて、挙げ句の果てに、やっと就職したかと思ったらまたこうして仕事辞めてサッカーしに埼玉に行くという。。



これってどうなんだろう?



答えのない答えを探して迷って悩んで、、、こんときが人生で一番悩んだかもしれないね。





さて、どんな決断をしたのか?









さらに、つづく。