バンドレン ブルージャンボジャバ A45 黒と青の違い
以前こちらでバンドレンのジャンボジャバ
マウスピースの記事を書いたことがあります。
どうしてもブルータイプが試してみたいが
お店で売っているわけもなく
某サイトにて個人売買にて購入しました。
それがなかなかのアタリ個体で
愛用しております。
それまでブラックを2本所持し、
在庫がある店をまわって試奏してきました。
特性は理解出来たと思いますので
ブラックとブルーの差を
書いてみたいと思います。
結果として、
ブルーはブラックのブラッシュアップ版!
おそらく、ブラックエボナイトより
ブルーエボナイトの材質自体が柔らかいのか、
音像が1.5倍くらい広いイメージ
音抜け、息の入りの良さが段違い
出る音質の幅が広い
粒立ちが良く高速フレーズが容易
倍音が豊かに出る
等々
ヤニーシクスなど
柔らかい素材が加わっているリガチャーを使えば
柔らかい音になり、
リードが当たる部分が太めの金属製
のものを使うとメタルのマウスピース
のような鋭さと太さのある音になります。
柔軟性が素晴らしいですね。
だとしても、ハイバッフルは侮れなかれ。
ブラックで演奏している貴重動画!
まさにフュージョンサウンド!
ハイバッフル系ラバーマウスピース
だと、
最近復刻したランバーソンのDDが有名です。
ミドルハイバッフルで柔らかめのサウンドです。
最近はドレイクのコンテンポラリーなども
プロの中でもわりと使用されています。
材質が特徴的で高音域の倍音が乗りやすいピーキーめのサウンドになります。
なかのくり抜きが広く、息もたくさん入ります。
ただ、上記2つとジャバの違いは、
マウスピース製作専門のメーカーなのと、
バンドレンは多様な管楽器グッズを販売している大手メーカーなので、
根本的な金額設定が違いますね。
両方とも40000〜70000円くらいしますから〜
しかも円安でこれからどうなることやら。
これもアドバンテージのひとつかと思います。
現在は限定販売で値上がりしていますが、
通常販売され始めたら
値段をふっかけて売っている転売ヤーは
涙目ですね。
16000円程度でこのクオリティーを
得ることが出来るのですから。
ただ、初心者さんや
サウンドにイメージが無い方が吹くと
ただビービー鳴るだけの
うるさいマウスピースでしかない
場合もありますので
注意が必要です。
おとなしくブラックを使用しても
なんら不具合は無いです。
用途としては、
吹奏楽団で、いつもは
クラシック系のマウスピース使っているけど
ポップスステージでソロやらなくちゃなからくなり、メタルはギャーギャー鳴ってしまうから
ラバーで目立つ音を出せるモノはないかと
いうときに便利かと思います。
クラウドレイキーも良いですが
低音のコントロールが意外と難しいです。
ピーキーめですし。
1つ大事なこと。バッフルの部分が職人により
削り加工されてるものと、無加工のものがあります。
ブラックで数種類使った時の感想ですが、
削られていないほうのモデルは抵抗感は少なく
息が入りやすい。削られているほうは抵抗感は強めで
少々音質を作りやすいかもしれません。
今は円安で海外から購入したいとなっても、
売り手にプライスダウンのオファーしても
50000円超えます。
強者は170000円位で売ってます。
80年代のオリジナルでもないのに…イラナイ!
円高になってから買い漁ろうかな。
小生の演奏ですが寄ってやってください。
間奏とラストにアルト吹いてます。👇
これからも小物ネタ書いてみます
Daisuke Koyama
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