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湘南ベルマーレとともに駆けぬける歓び

1999年からベルマーレサポーターの自覚症状をもちました。
2000年~2005年は主に7Gで年間10試合位観戦。
2006年~2010年は主に1Gで年間15試合位観戦。
2011年からはゴール裏に出没開始。

久しぶりのブログです。

 

11/9(土)ですが、関東大学リーグ2部の

日本大学vs産業能率大学@日大稲城Gを見ました。

 

目的は湘南内定MFの舘幸希のチェック。

内定後に彼のプレーを見るのは初めて

 

試合は終始、産業能率大学が持ち味を発揮し、インテンシティの高さや攻守におけるトランジションの速さで、

日大を圧倒し、3-0で勝利を収めたが、

舘幸希のプレーの特徴は十分に発揮されていた。

 

とにかく守備の能力が抜きん出て、圧倒的に高い。

 

ボールをキープする相手に向かうときはあっという間に間合いを詰めボールを奪ったり、ボールを掻き出したりして自由を与えない、

相手が背中を向けても、身体を寄せたり、足を出してボールを蹴りだしたり、自由にボールをコントロールさせない、

とにかく1対1の守備には自信を持っている様子。

サイドを破られた際も真っ先にカバーに入りピンチの芽を摘んでいたし、ポジショニングと読みの良さを活かしたインターセプトも多い。

 

湘南サポ向けに言うならば、対人能力の高さはハングギョン、カバーリングは永木亮太、インターセプトは岩尾憲という感じだ。

守備面の貢献は大いに期待できる。

 

一方で攻撃面ではまだまだ伸びしろが多いという感じだ。

ビルドアップでは淡々とボールを捌いていて、目立つボールロストもなかったので、ボールコントロールの技術は一定のものを持っていることは確認できたが、

例えば、ボールを奪った後、齊藤未月のように一気にゴール前に攻め上がったり、秋野央樹のようにロングパスでサイドを変える、

ということはこの試合ではほとんど見せていない。

むしろボールを奪ってスピーディにカウンターをというときにのっそりと金子大毅のようなドリブルをして、チャンスを潰していた。

 

特長がかなりはっきりした選手であり、試合で使って行きたい選手である。

今後、どのように才能を伸ばしていくのか、見守っていきたい。

 





※写真は試合後の舘幸希及びベルマーレのレジェンドである日大・小島伸幸コーチ