湘南外国人列伝2012~(その3) | 湘南ベルマーレとともに駆けぬける歓び

湘南ベルマーレとともに駆けぬける歓び

1999年からベルマーレサポーターの自覚症状をもちました。
2000年~2005年は主に7Gで年間10試合位観戦。
2006年~2010年は主に1Gで年間15試合位観戦。
2011年からはゴール裏に出没開始。

ブルーノ・セザル



ウェリントンが「okura-san」の呟きとともに闇に消えてしまった後に加入したのが、ブルーノ・セザルである。190cmの長身ストライカーであり、誰もがウェリントン同等の活躍を期待したが、カップ戦で1ゴールをあげるに留まり、無念の途中退団となった。

タイプで括ると後に加入するジネイに近く、柔軟なボールタッチなど個人的には好きな選手だ。

傾向的にはJ2では活躍できるのではないかとおもうが、湘南で活躍するためには、もう少しケツをデカくしなくてはならない。

ちなみに、相模原でプレーしたブレーノ・セザルは別人。



イ・ジョンヒョプ



韓国人選手は定期的に獲得する湘南ベルマーレだが、曺監督になって以後、代表クラスの実力を持った選手を獲得するのは初めてである。

※後に代表に選出されるハン・グギョンは加入時は無名だった。

2018年シーズン開幕前に釜山アイパークから期限付きで加入したが、残念ながら1年でクラブを去ることとなった。

リーグ戦では2ゴールと結果は残せなかったが、コースを限定するプレッシングや苦しい時間帯でも守備をサボらない姿は湘南スタイルの鏡。
彼がスタメンの時期はチームが苦しんだが、彼の存在がなければチームはさらに苦境に立たされたはずだ。

何より優しく温厚、真面目な選手であったジョンヒョプはまたどこかで会いたい選手の1人。



カオル・タカヤマ(高山薫)


俺はコウノ・タローだ、タロー・コウノじゃない。日本人なんだぞ。という理論なので、カオル・タカヤマとすれば、外国人扱いに出来るはず。

よってこのトピックで扱うこととする。

カオル・タカヤマは2011年から2018年シーズンを湘南ベルマーレで過ごした。2014年はいなかったらしい。

Jリーグのサポならば誰もが知ってる爆発的なスピード、脅威のスプリント、特徴的なヘアスタイル。目ちっちゃ。

湘南サポならば誰もが知る独特なファッションセンス、ラップ調のポエム。唯一無二の選手キャッチフレーズ。
俺は俺だから。この気持ちkeep on。

言いたいことはここから先。

エキセントリックなイメージの強い高山薫だが、ごく普通の青年。優しく温厚で、礼儀正しい。
プレーヤーとしても、細かいボールタッチで局面を打開したり、シンプルに逆サイドに展開したり、時にはセットプレーのキッカーも務める事のできるオールラウンダーである。

普通の部分も持ち合わせた上で、尖った側面ももつ男、それがカオル・タカヤマ。

大分で戦術的なキープレーヤーとなっていることが、彼のオールラウンドなプレーぶりを証明している。

こらからも温かく見守りたい。

※写真はなぜか神奈川新聞に高山薫と紹介されたラグビーの松島幸太朗。