2年ぶりにJ1リーグを戦う湘南ベルマーレ。
今季J1に所属するチームに対して、最後にJ1で勝ったのがいつかを調査しました。
今回は新しい順に。
(1)勝てば2シーズンぶり勝利となるチーム
【4チーム】
①名古屋グランパス
最新の勝利は2016年11月3日(A)
最終節のアウェイ戦だった。
愛知出身の梶川裕嗣が1失点に抑え、山田直輝の2ゴールなどで3-1勝利。翌年への希望を感じさせる試合。
②ジュビロ磐田
最新の勝利は2016年6月18日(H)
シュートは4本しか打てず非常に苦しい試合だったが、途中出場の端戸のゴールで勝利。
③サガン鳥栖
最新の勝利は2016年5月4日(A)
前節の横浜Fマリノス戦で初勝利を挙げたチームだが、大槻のゴールで2連勝。
④横浜Fマリノス
最新の勝利は2016年4月30日(A)
シュートを18本浴び、PKも与えたが村山のシュートストップや奈良輪雄太の献身的な守備で1-0勝利。
チームのシーズン初勝利でもあった。
尚、この試合の前の勝利は1997年5月3日(三ッ沢)での4-2勝利まで遡る。
(2)勝てば3シーズンぶり勝利となるチーム【5チーム】
①鹿島アントラーズ
最新の勝利は2015年10月24日(H)
アリソンのゴールで勝った同年の春のアウェイに続きホームでも菊地俊介・古林将太のゴールで勝利。
試合終盤には菊池大介に代えて広瀬健太を投入するなど、チョウ監督のなりふり構わぬ采配も記憶に残る。
②FC東京
最新の勝利は2015年10月17日(A)
アウェイ味の素スタジアムでの一戦は、菊池大介・古林将太のゴールで勝利。群馬出身の知人はザスパの勝利と言っている。
武藤嘉紀のゴールで敗戦を喫したホームの借りを返した。
③川崎フロンターレ
最新の勝利は2015年8月22日(H)
大久保嘉人に開始直後にゴールを許すが、前プレが決まってショートカウンターから藤田祥史が同点に追いつき、アリソンの決勝ゴールで勝利。
④清水エスパルス
最新の勝利は2015年8月12日(A)
セットプレーからこの日のスタメンだった島村毅が決勝ゴールを挙げ勝利。
清水エスパルスからはこのシーズン2勝をあげ勝ち点6を得た。
⑤柏レイソル
最新の勝利は2015年7月29日(H)
チョウ監督と吉田監督の盟友対決となったが、鈴木大輔のオウンゴールなどで3-0で完勝。
なお、当時柏レイソル所属の秋野はスタメン出場し、小林祐介は後半途中出場。
(3)勝てば5シーズンぶり勝利となるチーム【1チーム】
①ベガルタ仙台
最新の勝利は2013年8月31日(H)
島村毅の2ゴールで勝利。
15年・16年は仙台戦は未勝利であり、勝てば5シーズンぶりの勝利となる。
(4)勝てば19シーズンぶり勝利となるチーム【2チーム】
①セレッソ大阪
最新の勝利は1999年3月20日(A)
バデアと高田保則のゴールで逃げ切り、2-1の辛勝
2010年、13年は個人能力に屈する形で敗戦。
J2での最新勝利は坂本紘司や永田亮太らのゴールで4-3で勝利した2009年7月12日。
②ヴィッセル神戸
最新の勝利は1999年5月1(H)
ホームでの対戦だが、外池・バデアのゴールで勝利。
J1では2010年・15年での4試合とも引き分け。16年シーズンはともに敗戦と勝利がない。
尚、J2での神戸戦では2006年に勝利を挙げている(この試合でも外池がゴールを奪っている)。
(5)勝てば20シーズンぶり勝利となるチーム【3チーム】
①ガンバ大阪
最新の勝利は1998年11月7日(H)
リカルジーニョと栗原圭介のゴールで2-1勝利。
16年に下田北斗の2ゴールで引き分けに持ち込んだ試合があったが、その試合も含め内容的には完敗と呼べる試合が多く、勝利が遠いチームの1つ。
②コンサドーレ札幌
最新の勝利は1998年10月21日(H)
お互いにJ1・J2を行き来する中、J1での対戦は1998年の2試合のみ。ともにPK戦での勝利。この試合は2-2(PK4-3)
③サンフレッチェ広島
最新の勝利は1998年10月14日(H)
呂比須・栗原・リカルジーニョのゴールで3-0勝利。
ペトロヴィッチ・森保両監督時代には歯が立たなかったが、監督が変わった今季はなんとか勝ちたいところ。
(6)勝てば21シーズンぶり勝利となるチーム【1チーム】
①浦和レッズ
最新の勝利は1997年7月19日(H)
坂井・クラウジオ・外池のゴールで3-2で勝利。
2010年以後の対戦では力の差を見せつけられる試合が多いが、監督も変わり勝機を見出したい。
(7)J1で初対戦【1チーム】
①V・ファーレン長崎
まとめ
18年以上に渡り、J1リーグで勝てていない6チームのうち浦和、広島、G大阪の3チームはJ2での対戦を含めても勝てていないチームだが、浦和には苦手としていたミハイロ・ペトロヴィッチ氏は既にチームにおらず、広島、G大阪も監督交代のタイミング。いずれも勝機を見出だすチャンスはあるはず。久しぶりに勝利を味わいたい。
(一方、難敵であることにかわりはないので、勝てるチャンスの高いチームから勝ち点を効果的に奪いたい)