横浜相手に大逆転…9回に4点差を追いつきタイブレークで激戦に終止符

 高校野球の秋季神奈川大会決勝が1日、サーティーフォー保土ケ谷球場で行われ、桐光学園が延長10回タイブレーク15-14で横浜を破って17年ぶり3度目の優勝を果たした。

 

 6回を終わって6-12。劣勢だった桐光学園が終盤に驚異の粘りを見せた。7回に2点、8回に1点。その裏に1点を失い4点差になるも、9回に4点を奪ってついに同点。タイブレークの延長10回に2点を挙げ、その裏の横浜の攻撃を1点にしのいだ。

 

 桐光学園は19安打、横浜は21安打。両チーム合わせて40安打の乱打戦は、4時間19分の大熱闘だった。決勝に進出した時点で秋季関東大会(栃木)の出場は決まっていたが、秋の神奈川ナンバーワンを決める戦いは熱かった。