桐光学園桐蔭学園による決勝戦は、桐光学園が序盤で主導権を握り、12年ぶりの頂点に立った。

 

 初回、先発・針谷 隼和投手(3年)が1点を失う苦しい立ち上がりとなるも、打線が直後に援護。4番に座った・石井 嘉朗捕手(3年)と6番・磯貝一斗外野手(2年)の一打で桐光学園が勝ち越しに成功する。

 

  勢いそのままに2回にも3点を追加して桐光学園は主導権を握ると、マウンドの針谷はイニングを追うごとに安定感を取り戻し、桐蔭学園打線を封じた。

 

  6回は互いに点数を奪い合い、6対2として9回へ。先発した針谷は、そのまま9回もマウンドに上がり、桐蔭学園の攻撃を抑えてゲームセット。桐光学園が春の神奈川王者に輝いた。 

 

 12年ぶりの優勝となった桐光学園は神奈川1位、準優勝の桐蔭学園は神奈川2位で栃木県で5月21日から開催する関東大会に挑む。