<レンジャーズ2-7エンゼルス>◇29日(日本時間30日)◇グローブライフフィールド

 

エンゼルス大谷翔平投手(27)が投打二刀流にしかできない4部門での「クワドラプル100」を達成した。

 

「1番DH」で出場し、6回に内野安打で出塁。その後、二盗にも成功し、勝ち越し点につなげた。この生還で、自身初となるシーズン100得点に到達した。

 

打撃ではすでに100安打、投げては100投球回、100奪三振をマーク。この試合で、投打混合ながら今季4部門目となる「100」の大台に到達した。ニグロリーグ、1リーグ時代の19世紀にさかのぼっても前例のない偉業となった。

 

19世紀には、野手兼任で活躍する投手が多かった。1879年のジョン・ウォード(プロビデンス・グレイズ)ら6人が投球回、奪三振、安打数の3部門で「トリプル100」を達成した記録が残る。