以前迷っていた長男大学卒業後の進路。
ブログを書けなかった間に、考える機会がありました。
もともと、長男が院進学を検討していた理由は、出願資格に最低修士号が必要な国際機関職員になりたいと考えていたからです。
小学生のころから国際交流事業に参加し、ホームステイ受け入れを通じて世界のあちこちに友達がいる長男にとっては、国際機関職員を目指すのは自然な流れだったと思います。その流れの中で、この超田舎を飛び出し東京の大学へ進学することにもなりました。
長男によると、夏休みの間に今UNICEFに勤めている方の体験談を聴く機会があったそうです。国際機関職員になるには海外の大学院を出ている方が有利なこと、関連分野での職歴が最低2年必要なこと、ポストが空き次第随時募集が行われ、基本的には2年単位での契約になること、契約が切れたら再度就職活動をしなくてはいけないこと…等を聞いてきました。
仕事内容や待遇等はとても魅力的だったそうなのですが、「2年単位での契約」というのが長男には何よりひっかかったらしく、自分には無理だな…と思ったとか。どちらにしても職歴が2年必要なら、まず2年働いてそれからまた考えることにしたそうです。
私からすると、長男の資質から「2年単位での契約」うんぬん以前の問題だと思うのですが、まあそれは長男にとっては大きなお世話以外の何物でもないので、黙って話を聞きました。
今はまだ1年生。以前から勉強したいと考えていた国際法の基礎演習を取り、国際法研究サークルで授業以外でも国際法について定期的に勉強する機会がある長男。この超田舎ではそんな機会は全く得られないので、やはり東京の大学に進学して正解だったのでしょう。
週3日、広告代理店でのアルバイトを続けながら、今後は就職について考えていくことになりました。