悪魔の文章術(樋口裕一 著)
この本をご存じない方も多いみたいですが、こちらのほう は読んだって人、多いのではないでしょうか

悪魔の~は、「人の心の奥底にグサリと食い込む文章」を、ビジネスパーソン向けにやさしく説いた良書です。
ビジネスの現場で文章作成が必要となるあらゆる場面を想定し、典型的な文例と、その修正案を列挙しています。
それはそれで大変役立つのでしょうが、わたしの関心事はまったく別のところにあるのでした..............
★シンプルマッピング
★概要
1.コンセプト
・とにかく実践
→ ビジネス現場で活用しまくる
・自分再発見
→ 自分の中に潜む「悪魔」を発見、自分の中に潜む善良な精神発見
2.文章の力とは
・たった一行で人を動かす
・自分の考えを深める
3.テクニック
・悪魔の文章術15の法則→ 第3の法則「超リアルの法則」
・演繹法トリック/帰納法トリック
・偽りの因果関係トリック
4.文例
・企画書
・取引先への手紙
・ビジネスレター
・抗議文
・報告書
・単なるメモ
・誘いを断る
・方針変更の通知
・巧みに誘う
・ほめ上手と呼ばれる
~他、とても多すぎて書ききれません(笑)
(7)関心力を伝染させる
5.気づき
・観察眼を養うことの重要性
・リアリティを演出するのは物語性である
★感想
一見単なるビジネス文書の作成マニュアルに映りかねない本ですが、本書が一番伝えたがっているのは、「観察眼を養え!」ということなのではないでしょうか。
わたしも多少関わっているセールスライティングの世界では、一つのレターの中にいかに物語性を織り込めるかがキモです。
樋口先生も、「リアリティを演出するのは物語性」であるとその重要性を真っ先に説いています。
もしかしたら、会話と文章の最大の違いはこのあたりかもしれません。
ディティールを織り込みすぎたトークは、ときに退屈になったり、却って信頼感を損ねたりしますが、文章はそうではありません。 織り込めるだけ織り込んだ方が良いと思うのです。
となると・・・普段からモノゴトをツブサニ見つめる眼を養っておかなければ追いつかないのではないかと。。。そんなことがビンビン伝わってくる本です。
なお、とっても上品なタイトルですが(笑)、中身は論理と倫理と感情を織り交ぜた、エゲツナクナイ内容です

