あなたはどっちの面倒くさがりや?
本田直之さんの最新刊「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」を読みました。
「面倒くさがりや」には良い面倒くさがり(先行型・変革型)と、悪い面倒くさがり(堕落型)と二通りあるとし、究極の面倒くさがり(もちろん前者の)になることで、確実に人生が変わるとしています。
・小さな面倒を先んじて片付ける習慣
↓
・ストレス(負の連鎖)からの脱出
↓
・ゆとり
・面倒(複雑)なことを、シンプルにする工夫
↓
・ちょとした自己発見(大きくは発明)
↓
・成果向上
こんな流れで自己変革をもたらし、人生や仕事を好転させていくというわけですが、本書を読み物として読んでしまうと、「ああそうか」で終わってしまいそうなんです。
とくに、本田さんのレバレッジシリーズを愛読してきた向きには、一読物足りなさを感じるのではないでしょうか?
150ページ程度で文章表現も平易ですから、ざっくり読むだけなら60分もかからないと思います。でも、それではつまらないのです。
ところが、自分の行動をいちいちチェックするための規範として本書を読んでみると、なるほどこれは使えそうです^^
取り上げられている55の法則を一日一個ずつ毎日チェックしていく。すると、全部確認し終えるのに二ヶ月近くかかります。
読むのではなくて、(わたしのような)悪いほうの面倒くさがりやが、自己変革を求める際の強力な道具として、使い倒すべきアイテムだと思いました。
(シンプルマッピングは後日。別の本と一緒に。。。。)