脳にいいことだけをやりなさい!(マーシー・シャイモフ 著) | マインドマップ読書よりもシンプルな、読書日記

脳にいいことだけをやりなさい!(マーシー・シャイモフ 著)

■脳にいいことだけをやりなさい!



著者:マーシー・シャイモフ

訳者:茂木 健一郎

三笠書房

茂木健一郎さんが、帯でこのように言ってました。

「この本はコペルニクス的転回になるかも!」


なので、つい衝動的に買ってしまいました。


頭の使い方に関する技術が散りばめられた本

かと思っていましたが、まったく違いました。


いわゆる『引き寄せ本』的な内容ですが、

心理学や脳科学などの理論を根拠にしつつ、

「幸せは自分の脳が評価する」ということを

唱えています。



★シンプルマッピング
11/18

★概要


(1)人間の幸せの値は、脳の中にある⇒意識して変えないと、固定する


(2)人間の充足感の要因の50%は先天的、残り50%は後天的なもの

   ⇒(後天的要素の内10%が財産、地位、仕事、40%が考え方)。


(3)脳にいい7つのポイント

  

  ・ネガティブ思考を大掃除

  ・ポジティブ思考の回路づくり

  ・愛情表現

  ・健康

  ・瞑想(人智を超えた力)

  ・目標を持つ

  ・付き合う人を選ぶ


(4)2つの幸せ


  ・内(脳)からの幸せ⇒ゆるぎない充足感⇒無限

  ・外から受ける幸せ⇒ 財力、地位、名誉 ⇒有限


(5)脳と人間関係⇒相手の感情が鏡のように自分うつる

  (ミラーニューロンの影響)


(6)楽観回路⇒常に楽しい気持ちでいる⇒幸せの値が書き換えられる



-----------------------------------  

地位や名誉への欲求、金銭欲で充たされる

幸福のレベルは大したものではなく、

現状を常にポジティブに受け入れることで

脳内において幸せの値が増大すると言っています。


その方法を具体的に説いてもいます。

-----------------------------------  



★感想


オレはこういう人間だ!だから仕方が無い・・・・・

などとつい思ってしまいがちな私ですが、

そのような考え方が丸で無意味であることを

痛く感じさせてくれます。


「チャンスをつかんで幸せ感を充足させる人はいつも

エネルギーを拡大するような考え方、行動を選んでいる」

という意味合いの結論付けも、著者が論理的なのか、

訳者が上手いのか分かりませんが、妙に納得させられて

しまう内容となっています。


コペルニクス的転回かどうかはともかく、

「自分がどんなときに幸せだと感じているか?」について、

改めて考えさせられる本でした。



前向いて行かなきゃ、と。

 ↓応援クリック、いつも感謝です^^
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ