幻。 女子の会話。

『毒母ちゃん、痩せた？！え。痩せたよね！』

『いや、全く。むしろ太ったり戻ったり。』

『いやいや。絶対に痩せたよ！顔が小さくなった！』

『髪、巻いてないからかな？体重は全く痩せてないと思う。なんでだろ？じゃ、これからもう、巻かないでおこーっと。』

こんな会話を最近、✖️3ほどしました。ｳﾋ。

そこまで言われる、てことは痩せたのかもしれない。

いつの間にか、知らない間に。

二度寝して暴飲暴食していても代謝が上がったとか。

3人それぞれ、『いや、絶対痩せたよ！！』て、力説してたし。

サウナの前に体重計に乗ってみた。

太っとるやないかい。

女子の『カワイイーーー。』と、『ゼンゼン、フトッテナイヨーーー。』は信じないのだが、『ヤセターーー？』も追加しておこう。

今日は、サウナでリビング三人衆お姉様達がお互いを褒め合っていた。

良いことだと思う。

もーさ、40とか超えだしたら、皆それぞれの良いところを褒めあって生きていこーぜ、と思っております。

『あなたが1番綺麗！ねぇ、クマさん。』

『うんうん、ほんと！色っぽいわよね。』

『そんな事ないわよ。オバーサンよー。羊さんとクマさんの方が若々しいわよ！』

『いやー、皆で、この中で1番綺麗で色っぽい、ていつも噂してるのよー！』

気になる。

み、見ちゃうよね？！

目を開けて声の方を見ると、多分サウナ内の皆さんも一斉に見たのだろう。顔の向きと視線が一点に。

そっと、目を瞑りました。

女子の会話には気をつけよう。