状況が掴めなかった。
目の当たりにしたのは
ゴール裏の異様な空気と
ピッチから漂う負のオーラ
負けているとはいえ、
異様だった。
プレーが始まり、
その正体が分かった。
触っただけでコロコロと転がるグレーの選手と、
いたずらとしか思えない笛を鳴らす赤い選手。
持ち前のボディコンタクトを禁じられた緑の選手は
ただボールを追い掛けるしか術がない。
とてもフェアな試合には見えなかった。
これがシャムスカの策だとしたらシャムスカのフットボールを疑う。
これが上位をひた走る大分のやり方だとしたら日本のサッカーに未来はない。
日本のサッカーは審判から崩壊する。
ただ、この状況を打開できないのは弱さであるのは確かだ。