その日、先生から言われた言葉は鮮明に覚えています。



子宮頚菅長が9ミリまで短くなってる。

このままだと来週破水してもおかしくない。

去年、同じ20週で、同じような状況の患者さんが来たけど、助からなかった。

その患者さんと、状況がとても似てる。

今破水すると、流産週数なので助けられない。

赤ちゃんはダメかもしれない。




そんなことになってるなんて、全く想像もしていなかった。

お腹で動くこの子達が、もう出てきちゃう。

助けてもらえないなんて。

どうして私のお腹はこの子達を守ってあげられないんだろう。



これからもみんなと同じように妊娠生活が続くものだと思っていた私は、あまりの衝撃に病院の待合室で号泣しました。



そして、一か八か、子供が出てこないようにシロッカー(マクドナルド)手術と呼ばれる、手術子宮の入口を縛る手術をその日に行いました。

手術が刺激になって破水するリスクもありましたが、何もしないよりマシという判断でした。

この時、私には手術を不安に思う気力も残っておらず、気付いたら手術が終わっていました。



その日の夜、一人病棟で寝ていると、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。


オギャー ウギャー

元気な声。

きっとお母さんはお腹でしっかり育てて産んであげたんだろうな。


私の子供たちは泣き声もあげずに、死んでしまうかもしれない。

こんなに元気にお腹の中で動いているのに。

二度とこの子達の声を聞けないかもしれない。

全部私のせいだ。


そう思うとまた涙が止まらなくなってしまい、一晩中泣いていました。


こうして、私の入院生活が始まりました。