結婚するにあたって、結婚式をするのかどうか、というとこから始まりました。

わたしは、自分の結婚が決まるまでは結婚式というものに憧れがなく、自分とは関係ない話だと思っていました。着たいドレスも、やりたい会場もなーんにも理想がない。

強いて言えば、子供のころから、キリスト教での式にはなんとなく抵抗感があり(キリスト教徒じゃないと教会で式はできない、という気持ち)、日本人だから神社で着物で結婚式、というイメージだけは持っていました。家の近所に本物の教会があり、それを見て育ったからかもしれません。ウェディングドレスに対する憧れもなかったです。

 

彼のご家族は結婚式してもしなくてもどっちでもいいんじゃない?とか、お金もったいないからしなくてもいいんじゃない?という意見もあり、うーんどうしようかな、という感じ。

 

ただ、わたしの家族は、けじめとして簡単でもいいから何かやってほしい、って言ってたので、わたしとしては何か形に残るように式をしたいなーと思っていたけど、豪華な結婚式ではなくて、簡単な式を挙げて、みんなでおいしいご飯でも食べればいいんじゃないかな、と思っていたし、彼氏にもそう言っていました。もうアラフォーだし、花嫁姿って言ってもやっぱり若い子にはかなわないし、人に見せるのも恥ずかしい、みたいな気持ちもあって。

 

そのうち家族からどうなってるの??と聞かれるようになり、わたしも何とかしないとなーと焦りながらも、彼氏とも休日が合わず会えなかったのもあって、何もせず時間だけが過ぎていました。

 

で、4月に入った頃、彼氏が結婚式を紹介してくれるカウンターへ相談へ行こう、何にもわからないからプロに任せた方がいい、と言いだし、ほとんどノープランでカウンターを訪れることになりました。