■特別捜査・密着24時&恋人は専属SPコラボショートストーリー■
『メガネ祭り』
*今回は特捜ヒロイン視点で、書いてます。京橋さん本編後のお付き合い設定です。
暖かい日差しが差し込む昼下がり―
お昼休憩を終え、迫ってくる睡魔と闘いつつパソコンと睨みあう。
ね…ねむい…
そういえば、最近日付変わって帰宅してたもんな~
しかも、さっき、牛丼特盛り食べちゃったし…
寝不足、満腹感、ぽかぽか陽気…
だ、ダメだ…
眠れる要素が揃い過ぎてる!
今なら、数秒で深い眠りにつける自信があるッ!!
…って、そんな自信いらない~~~~!!!
花井「…い!!おい!○○ッ!!」
○○「へ?」
私?
咄嗟に後ろを振り返ると、仁王立ちした花井さんが立っていた。
○○「な、なにか?」
花井「仕事中に居眠りとはいい度胸だな」
○○「ね、寝てません!」
花井「いや、完全に寝てただろ」
○○「み、未遂です!!」
花井「殺人事件なら未遂でも逮捕は免れないぞ」
○○「いや…オーバーすぎますよね?」
京橋「○○さん、どうせやるなら完全犯罪にしてください」
○○「何の話ですかソレ!」
八千草「一沙さん、○○ちゃんは寝てたわけじゃないんですよ」
○○「瑛希君~~!!だよね!私寝てないよね!!」
八千草「うん、目を閉じて一瞬気を失ってただけで…」
○○「……」
花井「それを世間一般では寝てるって言うんだろ」
八千草「あれ?」
○○「瑛希君、ソレ、フォローになってないから!!」
浅野「目を開けて寝る方法…教えようか?」
○○「お願いします!!…って、浅野さん、もしかして仕事中に目開けて寝てるんですか!?」
浅野「…別に」
○○「別にって…」
桐沢「アハハ、お前ら面白れ~なぁ」
花井「ボス、笑い事じゃないですよ!居眠りなんてたるんでる証拠です」
○○「だから寝てませんって!!無罪を主張します!!」
花井さんと言い合っていると、急に二課のドアが開いて、天王寺さんが飛び込んできた。
天王寺「只今戻りました~!」
桐沢「おお、お疲れ」
天王寺「例の事件、証言がとれまし…って、アレ?克之?!なんでここにおんねん!?」
桐沢さんのデスクに向かっていた天王寺さんが京橋さんを思わず二度見する。
京橋「なんのことでしょう?私は、ずっとここにいましたけど?」
天王寺「へ?今さっき、ロビーですれ違ったはずやのに…」
花井「京橋はずっとここにいたぞ。他人の空似だろ」
○○「そういえば、私が二課に配属されて最初の事件の容疑者も京橋さんに背格好が似てましたよね」
花井「ああ、逮捕してみたら全然似ても似つかなかったけどな」
八千草「あの時は、克之さんに容疑がかかって大変でしたよね~」
京橋「そういえば、そんなこともありましたね」
浅野「眼鏡にスーツなんてゴロゴロいる…」
天王寺「せやな…見間違いかもしれん…」
八千草「あ、もしかして、公安の人じゃないですか!?克之さんに似てる人がいるって、前、噂で聞いたことあり
ますよ!」
○○「京橋さんに似てる人?」
京橋「私に似てるなんて…さぞイイ男なんでしょうね」
○○「自分で言いますか?ソレ…」
京橋「では、○○さんが言ってくれますか?」
○○「……その人が京橋さんと違って変態じゃないことを祈ります」
天王寺「そういや、○○が二課に来て1年たったときに、公安の眼鏡に会うたで!!確かに克之に似とった!!」
八千草「へぇ~そんなに似てるんですか!?見てみたいですね!」
○○「私も見てみたい!!」
天王寺「なんや、○○、お前まで公安の眼鏡に興味あるんか?」
浅野「もしかして眼鏡フェチ…」
京橋「眼鏡はいいですよ。かけてる時と外してる時のオンとオフで攻め方が…」
○○「いや!!眼鏡フェチってほどじゃないですけど!!」
桐沢「眼鏡なら、一課の園田とか鑑識の木村とかでもいいんじゃないのか?」
八千草「いや、木村さんはどっちかっていうと眼鏡がない方がいいんじゃ…」
花井「……園田はどうしょうもないけどな」
花井さんの言葉にみんなが頷いて、眼鏡談義は幕を閉じた…。
木村「これで、資料は全部です」
○○「ありがとうございました!これで、捜査が進みそうです」
木村「いえ、お役に立てればいいのですが」
○○「木村さんの解析はいつも役にたってますよ!大助かりです!」
木村「そう言ってもらえると…しかし、遅くなってしまいましたね。すいません」
○○「あ、本当だ」
時計に目をやると、既に22時を回っていた。
○○「じゃ、私はこれで失礼しますね」
木村「ええ、お疲れ様です」
木村さんにぺこりと頭を下げ、私は鑑識課を後にした。
夜の庁内はとても静かで…節電の為、薄暗い。
自分の靴の音が反響して…ちょっと怖い…
なんとなく足早になってしまう。
早く二課に戻ろう!!
と、廊下を曲がったところで、
ドンッ
誰かと真正面からぶつかった。
○○「わッ」
後ろに倒れかけたところを、誰かが咄嗟に支えてくれる。
木村さんから預かった資料がスローモーションのようにパラパラと宙を舞った。
ぶつかった相手の顔を見上げて…
○○「あれ、京橋さ…」
いや…
京橋さんじゃない…
似てるけど違う。
まったくの別人だ。
??「あなたは…」
ぶつかった相手も、一瞬、私の顔を見て驚いているようだった。
○○「あ、あの、す、すみません!!」
抱きとめるように支えられていた私は、慌てて距離をとった。
??「いえ、こちらこそ…書類に目を通していたもので前を見ていなかった。申し訳ない」
慌てる私に対して、相手は表情一つ崩さず、冷静沈着。
私が落した書類をテキパキと拾い始める。
…どことなく京橋さんと似た雰囲気がある眼鏡にスーツ姿。
この人って…
もしかして…
○○「あの…もしかして公安の方ですか?」
私の問いかけに、一瞬、相手の動きが止まった。
??「………」
○○「やっぱり…」
??「…私に何か?」
○○「いえ、ただ…あなたに似てる人がいて…」
私も、しゃがんで散らばった書類を拾い始める。
??「そうですか。奇遇ですね。私もあなたによく似た人を知ってます」
○○「え…私…ですか?」
??「ええ」
その時、一瞬だったけれど、今まで無表情だった彼の瞳が、微かに細められ優しいものになった。
きっと、私に似ているというその人は、彼の大切な人なんだろう…
なんとなく直感でそう思った。
??「どうぞ、これで全部です」
彼は、拾った書類を私に差し出す。
○○「あ、ありがとうございます!!」
私が書類を受け取ったその時、
京橋「○○さん」
背後で私を呼ぶ声がした。
○○「京橋さん…」
京橋「遅いので来てみれば…何をなさってるんですか?」
○○「ちょっとぶつかって書類を…」
私の言葉より先に、克之さんの視線は公安の彼に向いていた。
一瞬、ピリッとした空気が流れた…ような気がした。
京橋「…こんな所をフラフラしているなんて、公安もお暇なんですね」
○○「ちょ、ちょっと!!京橋さんッ!何言って…」
??「…長官のご子息ですか。長官は随分と子育てを失敗されたようだ…」
京橋「……」
??「では、私はこれで」
公安の彼が背を向け歩きだす。
○○「あ、あの、ありがとうございました!!あ、私、特捜二課の○○です!」
??「石神です。では…」
少し立ち止まって、そう名乗ると、石神さんは歩いて行ってしまった。
○○「…石神さん」
京橋「…彼氏の目の前で、他の男の名前を言うなんて…いい度胸ですね」
○○「へ?」
振り返ると、克之さんは無表情で…明らかにムッとしていた。
○○「京橋さん?」
克之さんは、無言で私の手首を掴むと、半ば強引に非常階段へと引っ張っていった。
○○「ちょ、ちょっと、痛いですって!!京橋さ…ッ…」
非常階段に出た途端、克之さんは私を壁に押し付け、そのまま唇を塞いだ。
今までにないくらい、強引で荒々しいキスに…
頭が真っ白になる。
私の頭を掻くように抱いて、熱いものが私の口内を満たす。
私は、そのキスに応えきれず、ただただ京橋さんを受け入れるのに精いっぱいだった…
ようやく長いキスから解放されると、乱れた吐息がこぼれ…
ぼんやりとくすんだ視界で私は克之さんを見つめた。
克之さんは、切なげに目を細めて私を見つめると、頬を親指で数回撫でた。
京橋「今…何を考えていますか?」
○○「…何って…」
京橋「貴女の心にいるのは誰ですか?」
○○「…克之さんです」
京橋「当然です」
クスッと笑うと、克之さんは私をぎゅっと抱きしめてその首筋に顔をうずめた。
○○「あ…」
一瞬、首筋にピリッとした痛みが走る。
キスマーク…
それを指でなぞる克之さん。
京橋「あなたは私のものです…心も体も私で一杯になればいい」
ドキン…
心臓を締め付けるような甘い痺れが胸いっぱいに広がる。
愛しくて…
愛しくてたまらない…
○○「…いつだって、克之さんで一杯いっぱいですよ?」
私は、無意識に克之さんの眼鏡に手を掛けた。
京橋「…足りません。全然」
そっと、克之さんの眼鏡を外す。
それが合図のように、京橋さんはまた私の唇に口づけた。
今度は、優しくいたわるような、そんなキス…
いつも飄々としている京橋さんが…嫉妬で冷静さを欠いている…
それだけ京橋さんの愛を確認できた…そんな夜だった。
次の日の朝。
京橋さんの家に泊まった私は、京橋さんとは時間をずらして登庁した。
○○「おはようございます!!」
八千草「○○ちゃん、おはよ~」
○○「瑛希くん、おはよ!!」
京橋「おはようございます」
○○「京橋さん、おはようございます!!」
京橋「おや、○○さん、こんな時期にハイネックですか?」
○○「!!」
首筋のキスマークを隠すため、あえてハイネックを着てきた私。
克之さんもそれを知っている。
なのに…
私の様子を明らかに楽しんでいる克之さん。
このドSッ!!
○○「ええ、大きい蚊に刺されちゃって、あざになってるんですよ」
京橋「それは大変でしたね」
○○「そうなんです。ドSのくせに嫉妬深くて…」
京橋「……」
八千草「?」
眼鏡カンケーねえじゃんかっていうオチwwwwwwwwwwwwwwwwwww
駄文失礼しました!!
苦情は受け付けてませーんwwwwwww
久々に書いたら、また違う話っていうwwwwww
とにかく、眼鏡が好きッ、克之が好き、ヒデキが好きッて話ですよッ!!!!←カンケーねえwwwww
■特別捜査・密着24時妄想夢小説ショートストーリー■
□■目次■□
■天王寺豊の場合
■京橋克之の場合
■桐沢洋の場合
■花井一沙の場合
■木村さんvs二課
前編
■野村さん
■シーズンストーリー
■good morning
■ブログネタショートストーリー■










