■特別捜査密着24時■木村涼平(本編)7日目 | リィノスキナモノ

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何歳になっても、ときめいていたい♪乙ゲー大好きリィの妄想小説と、妄想の日々、アプリレポなど綴ります。


本編レポでつ。削ってますが、がっつりネタバレなので、未プレイの人はご注意をー!!








木村 涼平


本編 7日目






声「で?どうなったんだ?」


○○「!」


木村「……」


足音が聞こえて、サッと離れる。


天王寺「どうもこうもないわ!一課の連中がアホすぎて話にならん。出版社まで聞きこみ行って、結果報告したら『そんなことはこっちでも調べて分かっている』…やで。嘘こくなちゅうねん。忘れとったくせに。あいつら警視庁の中だけで捜査して犯人が捕まえられるとでも本気で思ってんのかいな?」


花井「一課の頭がカラッポなのは、今に始まったことじゃないだろう」


京橋「現場主義の天王寺さんと、無能一課では相容れるはずがありません、いちいち報告などせずに、天王寺さんは好きに捜査をすればいいではありませんか。お得意でしょう、周りを顧みずにわが道を突っ走るのは」


花井「そうだ。解決さえすればあとはボスがなんとかしてくれるだろう。お前はいつもの筋肉路線で好きにやれよ。筋肉バカから筋肉取ったら、バカしか残らないぞ」


天王寺「なんやねんお前ら!喧嘩売ってんなら買うたるで?」


京橋「ベッド以外での野蛮な行為は好きではありません。おひとりでどうぞ」


花井「京橋…ベッドのくだりはいらないだろう。お前は毎日毎日変態でいい加減あきないのか?」


天王寺「ホンマや…ん?木村に○○」


木村「お疲れ様です」


○○「お、お疲れ様です」


天王寺「何してんねん?」






■選択肢


A.バッタリ会っただけ


B.立ち話←選択






○○「立ち話です!ね、木村さん」


木村「はい。僕はちょっとコーヒーを」


○○「ほら!」


花井「偉そうに言うんじゃない」


○○「はい」


去っていく3人の背中が見えなくなって…


木村「…○○さん、今日の捜査はもう終わったんですか?」


○○「はい。今回は一課がメインなので、いつもよりやることが少ないんですよね」


木村「…じゃあ、このあと時間ありますか?」







あああああああああああありますッ!!!!!!!!



めっちゃありますッ!!



朝まで暇ですッ!!!(/ω\)←バカスwwwwwwwwwwwwwwww





○○「え…ありますけど…」


(ど、どういうこと?)


収まっていた心臓が、思い出したように騒ぎだす。


…まずい。


気を抜けば期待してしまいそう…


木村「……」


木村さんはためらうように顔を少し逸らした。


○○「何か…?」


木村「……大里さんに会って確かめたいことがあります」


○○「え」






ええええええええええええええええええええええええええええええええ(°Д°




ソッチかいwwwwwwwwwww←期待しすぎwwww






木村「僕は鑑識官なので、そこまでする権限がありません。一緒に行ってもらえませんか?」


○○「え…わかりました」


(私も一緒にいってもいいの?)



















秘書の三浦さんに通されて、部長室に入る。


木村「…ご無沙汰しております。大里さん」


大里「…?失礼だが、お会いしたことがあったかな?」


木村さんはメガネを外して、胸ポケットに入れた。


木村「二階堂です」


大里さんはみるみる目を見開いて、椅子から立ち上がった。


大里「…涼平か!」


木村「その節はご迷惑をおかけしまして」


眉をへの字に寄せて、軽く頭を下げる。


大里「お前、警察になったのか?」


木村「はい」


大里「鑑識官、か…」


大里さんは名刺を眺めて、感慨深げにつぶやいた。


大里「…風花の事件の影響か?」


木村「…この仕事を選んだことに悔いはありません」


質問には答えずに、木村さんは淡々とした口調でそう言った。


大里「そうか。芸能界の仕事に戻る気はないのか」


木村「はい」


大里「まぁ、昔から義務でやらされていたようなものだったからな。引退してよかったんだろう」


木村「ええ」


大里「…しかし、随分背が伸びたな、何センチだ?」


木村「180です」








ハイ、覚えましたか~?


木村さんの身長は180センチだそうですよー!!!


ここ、テストに出ま~す!!!(°∀°)b ←なんのwwwwwwwwwww




木村「引退してから、2年で13センチ伸びました」


大里「ハハ、そりゃすごい。ちょうど伸び盛りだったな。引退したのは」


木村「規則正しい生活になったことも、よかったのかもしれません」


大里「…あの頃は寝る暇もなかったからなぁ」


懐かしそうに、大里さんは目を細める。


大里「…それで?どうしたんだ?何も思い出話をしに来たわけじゃないんだろう?」


少し淋しそうに微笑んで、大里さんは木村さんに問いかけた。


木村「…木村さんに見てもらいたいものがあります」


木村さんは外ひも付きのDリングファイルを差し出した。


(え…なんだろう)


大里さんはファイルを受け取って、外ひもを解くと、中の書類に目を落した。


大里「…これは?」


不思議そうな顔を木村さんに向ける。


木村「ご存じありませんか?」


大里「ハイビスカスだろう?だけど、それが?」


(ハイビスカス?)


木村「…そうですか。わかりました。もう結構です。ファイルを」


木村さんは微笑んで手を差し出した。


大里「あ、ああ…」


訳がわからない、という顔をして、大里さんは外ひもを結んで木村さんにファイルを返す。


木村「ありがとうございます」


(…あれっ?)


○○「…大里さん、左利きですか?」


大里「え?それは…どっちもというか…鉛筆と箸だけは子供の頃親に矯正されたから右手なんですが、それ以外はすべて左利きで…よくお分かりになりましたね」


○○「今、ファイルを差し出した手が左だったから…マウスも左側ですね」








コイツが犯人だな!!!!!!!




前々から怪しいと思ってたんだよなー!!!( ̄▽ ̄)



なんか、目がパチクリすぎて直視出来ねえもんな!!!胡散臭いよな!←ソコwwww








大里「…さすが刑事さんですね」


○○「いえ…まだまだ怒られてばっかりですよ。料理やスポーツも左手ですか?」


大里「ええ。本当に鉛筆と箸以外はすべて左です。あ、ナイフとフォークも、右利きの人と同じにもちますね」


○○「へぇ、面白いですね」


(この人、犯人じゃない)


笑いながら、私は確信していた。







…え゛っ?Σ(゚д゚;)



…い、いや、うん…


アレだよ…


ァタスも、そう思ってたよ?(・∀・)



この人は犯人じゃねえなって思ってたよ?うん…


こんな人の良さそうな人が、犯人なわけないじゃんね?(´∀`)うんうん…←







帰り道…


○○「木村さん、ファイルの中身ってなんだったんですか?」


木村「ん?ひたすらハイビスカスの写真です」


○○「…?」


木村「2件目の現場の足跡から、ハイビスカスの花粉が採取されたんです。そのハイビスカスは春日島の固有種で、本土には咲いていないものです。靴は同じですが、2件目の足跡だけ、花粉が付いていた」


○○「つまり、1件目と2毛目の犯行の間に、犯人が春日島に行った可能性が高いということですね」


木村「そうです。あのハイビスカスの写真を見せて、反応を見ようと思いました。それからもう一つはこれです」


木村さんはファイルをひょいと持ち上げて、こちら側に外ひもの結び目を見せた。


○○「…結び目、ですか」


木村「はい。2件目の被害者の腕を縛っていたロープとは、結び目が逆です」


○○「大里さんは犯人じゃないってことですよね」


木村「おそらく」


頷いて、木村さんが微笑んだ。


木村「とにかく、犯人の特定はまた振り出しですね」


○○「そうですねぇ…」


木村「…それで、○○さん、明日公休でしたよね?」


○○「はい、木村さんもでしたっけ?」


木村「はい。それで…春日島に付き合ってもらえませんか?」


○○「えっ!?」






ええええっ!!!?



木村さん…


意外と大胆wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(/ω\)





木村「春日島の農業試験場にハイビスカス畑があって、そこの大きな焼却炉に目をつけてるんですが、農場は『ふれあい農園』として一般開放されていて、ちょっとしたカップルの観光名所になっているらしいので、男一人で行くには、ちょっと怪しすぎると言うか…」


○○「ああ、そういうことですか。わかりました!!」


木村「せっかくの休みにすみません」





■選択肢


A.実は行ってみたかった←選択


B.気にしないで






○○「いえ、実は行ってみたかったんですよ。春日島」


木村「……ありがとうございます」


木村さんは私のささやかな嘘なんか全部お見通し、という目をして笑った。




















○○「うわ!木村さん木村さん!イルカ!イルカがいますよ!!」


私はデッキから身を乗り出して海を指さした。


木村「見えますか?」


○○「見えますよ、ほら!あ、跳ねた!すごい!可愛いー!!!」


鼻息も荒くはしゃいでいると、木村さんの忍び笑いが後ろから聞こえた。


○○「…もしかして私、はしゃぎすぎですか?」


木村「いいえ。ただ、珍しく女の子らしい一面を見たな、と思いまして」


○○「え。珍しく、って…木村さんまで…どうせ、私は常に食べてるイメージなんでしょ!でも、女の子は食べるの大好きですよ!私だって他の女の子と同じです。ちょっと量が多いだけで」


木村「ちょっと、でしたっけ?」


○○「ちょっと…じゃないですね。かなり、かも。いやでも…」


木村「ハハッ、すいません」


肩をすくめると、木村さんは私の隣に立って海を見下ろした。


○○「はー、すごいな!この辺まで来ると海もきれいなんですね」


木村「そうですね」


○○「…犯人は何のために、どうして二人を殺したんでしょう」


木村「何の為…ですか?」


○○「はい。人を殺すってすごく重い事じゃないですか。リスキーだし。それでも、敢えてその罪を犯す気持ちって、一体どんなだろうなぁって、分かんないんですよね…想像することしかできない」


木村「僕は…少し分かる気がします」


○○「まさか」


木村「…風花を殺した犯人に、当時はどれほど復讐したいと思ったか」


○○「……」


ズキッ、と胸の奥が刺すように鋭利に痛んだ。


…風花。


狭山風花さん。


10年前に、突然連れ去られて、3日後に山中で遺体となって発見された。


当時まだ15歳の少女。


木村「僕も、あのとき、実際に犯人を目の前にしたら、リスクや罪の重さを忘れてしまっていたかもしれません」


○○「それはありえませんよ。木村さんはそんなこと出来る人じゃないです」


木村「買いかぶりですよ。僕はそんな綺麗な人間じゃない。実際に、人を殺してやりたいと本気で思ったことがあるんですから」


○○「殺意を抱くことと、実際に殺すことは、全くの別問題です」


木村「……」


○○「木村さんは、人を傷つけて平気でいられる人じゃないですよ」


木村「…○○さん」


○○「それくらいは、わかります」


――――――じゃなかったら、きっと、好きになんかならなかった。


木村「……」


○○「恋人を殺されて打ちのめされたからって、同じように…」


木村「…あ、ちょっと、待ってください」


○○「…はい?」


木村「そこだけは、誤解を解いておきたいんですが…」


○○「…?」


木村「風花は恋人じゃないです」


○○「…え?」


木村「大切な友達でしたが…それ以上の感情を抱いたことは、誓って一度もありません」


○○「え…」


木村「みんな、面白いくらいに誤解してくれますけど、風花が聞いたら笑い飛ばすでしょうね。風花も周りなんか見えないくらいに祐一一筋でしたから」


○○「そ、そうだったんですか…」


思わず脱力する。


(じゃあ…黒峰さん…誤解したまんま…?)


胸がギュッと絞られるように痛んだ。


to be continued...................









木村さんの笑顔が大好きです!!!(/ω\)


彼の優しさが沁みる(/ω\)



Yes, we can!!!←何がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww