■恋人は同居人プロローグ■
運命って、予期せぬ時にやって来る。
私のママは、恵まれない子供達のためにボランティアをしながら、世界中を飛び回っている。
だから、ママは仕事で海外にいることが多く、幼い頃にパパを病気で亡くした私は、おばあちゃんの家で暮らしていた。
そんなママから今週も手紙が届いた。
週に一度必ず届く手紙。
ママに会えないのは寂しいけど…
ママからの手紙を読んでいると、遠く離れても心は繋がってる
…そう実感できる。
私は自分の部屋で、ワクワクしながら手紙を開いた。
(…うそ!!)
その手紙には、信じられないことが書かれてあった…。
『再婚することになりました。お相手は高校の同級生で、西園寺慎太郎さんという方です。とっても優しくて心の温かい人。○○もきっと気に入るはず』
…そんな!!
行動が大胆なママの性格は熟知してたつもりだけど…
これは…
こればっかりは…
不意打ちすぎる!
同封されていた写真には、小さなブーケを持って嬉しそうに微笑むママと、優しそうな笑顔の紳士が写っていた。
この人がママの新しい旦那様?私の新しいお父さん!?
○○「まったく…」
…幸せそうなままの笑顔を見たら、何だか私まで幸せな気持ちになる。
○○「おめでとう、ママ」
写真に向かって呟いた。
『突然のことで戸惑うとは思うけど…さっそく来週から○○には、西園寺さんの家で暮らしてもらうことになりました。新しい家族に早く慣れて欲しいし、それに○○なら、きっと仲良くなっていけるはず。言い忘れたけど、西園寺さんには、息子さんが5人います。みんなとってもいい子なのよ』
新しいお父さんができたってだけでもパニック状態なのに、兄弟が一気に5人も!!
男の子ばかりの家庭に私一人…
急に心細くなってきた…
○○「私、ちゃんとやっていけるかな…」
幸せそうな笑顔を浮かべる写真の中のママは『大丈夫!』って私に言ってるみたい。
○○「家族か…」
実は小さい頃から兄弟が欲しかった。
お父さんを早くに亡くしたからかもしれない。
大家族みたいなのに憧れてた。
いつも賑やかで、些細な事でケンカするけど、いつの間にか仲直りしてる……そんな何気ない日常とか。
思わぬ形で夢が叶ったわけだけど…。
『頑張ってね、西園寺○○』
ママからの手紙の文末は、新しい私の名前で締めくくられていた。
○○「西園寺○○か…」
新しい苗字。
ちょっとくすぐったいような、嬉しいような…複雑な気持ち。
でも不思議と、ワクワクしてる自分がいた。
○○「どんな人達なんだろ?お兄さんかな?弟かな?」
まだ見ぬ家族が待っている新しい我が家。
私はドキドキと高鳴る胸の鼓動を抑えきれなかった…。
引越し準備や転校手続きなど目が回るほど忙しく、あっという間に一週間が過ぎた。
私は、西園寺家の前に呆然と立ちつくす。
大きな噴水と色とりどりの花が咲き乱れるイングリッシュガーデンの先に、ヨーロッパのお城みたいなお屋敷がそびえ立っている。
西園寺家は世界の大財閥で…
セレブ中のセレブらしい。
さっきも、リムジンで迎えに来てくれて…
挙句の果てに御堂さんっていう、執事さんまでいる…。
立派な家を見上げながら、急に不安になってきた。
本当にこの家で上手くやっていけるのかな…?
西園寺家の一員として、みんなと一つ屋根の下、仲良くなれるのかな…?
手をぎゅっと握り締めて、私はそっと目を閉じた。
この家に私の幸せが待っているはず。
私は思いきって目を開くと、新しい我が家へと足を踏み出した。
ここが私の新しい家。
これから、どんな日常が待っているんだろう。
私は期待と不安で、ドキドキしていた…。
御堂さんの後に続きながら、廊下を歩く。
御堂「お嬢様のお部屋は2階でございます」
○○「はい」
上品なカーペットが敷かれた廊下には埃一つ落ちてない。
2階へ上がると、そこは吹き抜け。
下を覗き込むと、中庭の噴水が見渡せた。
吹き抜けを取り囲むように、ズラリと部屋が並んでいる。
御堂「こちらが、お嬢様のお部屋になります」
そう言って、御堂さんは角の部屋の扉を開けた。
(うわぁ…雑誌に載ってる部屋みたい…!)
広い部屋には、ゴージャスでオシャレな家具が配置されている。
(ベッドもフカフカ!パソコンも最新のタイプ!!)
子供みたいにはしゃぐ私を見て、御堂さんは微笑んでいる。
御堂「他にご入用の物がございましたら、ご遠慮なさらずに、私にお申し付け下さい」
○○「はい、ありがとうございます」
部屋をぐるりと見渡して、私はあることに気づいた。
(あれ…?)
ベッドサイドにぬいぐるみが1つ飾られている。
(私の大好きなキャラクターのぬいぐるみ。ママに私の好みを聞いたのかなぁ?でも、こんなオシャレな部屋にはちょっと不似合いかも…)
○○「あの、御堂さん。この、ぬいぐるみ…」
私はベッドサイドに飾られたぬいぐるみを手に取る。
○○「私、このキャラクター大好きなんです」
御堂「えぇ、存じております。旦那様からお嬢様がお好きだと聞きまして、私がご用意させて頂きました」
○○「御堂さんが?」
御堂「はい。ささやかながら、私からの歓迎のご挨拶でございます」
○○「……」
本当は広くてゴージャスなお部屋に気後れしていた私。
生活がガラリと変わることで、良家の子女としてしっかりしなくちゃ…そんなプレッシャーがあった。
だけど、このぬいぐるみを見てホッとした。
今まで通り…ありのままの自分でいい…そう言われてるみたい。
○○「とっても素敵なプレゼントです。ありがとうございます、御堂さん」
御堂「お気に召して頂けたようで、私も嬉しいです」
御堂さんの優しい心遣いに、心が温かくなった。
御堂「ご夕食のお時間まで、こちらでゆっくりとおくつろぎ下さい」
礼儀正しく会釈すると、御堂さんは部屋を出て行こうとした。
○○「御堂さん!」
私は慌てて御堂さんを呼び止めた。
優しい笑みを浮かべて御堂さんが振り返る。
御堂「何でしょうか?」
○○「あの…ご家族の皆さんは?」
晴れて西園寺○○になった私だけど、まだ家族の誰とも顔を合わせていない。
御堂「お疲れでなければ、ご挨拶に行かれますか?」
■選択肢
このアプリ、
・同居ストーリー(最短7日間)
・恋愛ストーリー(最短10日間)
・デートストーリー(最短1日)
・デート後5日間ストーリー(最短5日間)
・御堂ストーリー(最短10日間)
・3年後ストーリー
・結婚ストーリー
・追加キャラ(蒼井巧・ハリス・柊)
が、あるんですが、今までのアプリと違うのは、“同居ストーリー”で仲良し度(好感度)を上げたキャラと、“恋愛ストーリー”で恋愛に発展していくというもの。
つーわけで、雅季ルートにいくには、選択肢で雅季との好感度を上げておく必要があるみたいです…
め、めんどくせえ…。(´д`lll) ←ちょwwwww
せっかく、月末登録したのに…(iДi)←バカスwww
リィは、無事に雅季との恋愛ストーリーを迎えることができるのかッ!!!?
つーか、恋愛ストーリーでは、雅季はエロメガネらしいです←ちょwwwww
…この情報で、今日数人は登録するな(・∀・)←月末道連れwwwwwwwwwwwwwwwww



