片田では 大晦日 浜でどんど火を焚いて

大漁満足 五穀豊穣 無病息災 家内安全を祈願する

ネギとは ヤマモモ ユズリハ モチの木などで

海岸近くの森林にある木で これを8mほどに積み上げ

燃やす 

注連飾りなどは 1年間玄関に飾り

年末に旧新付け替えるが 旧の飾りは

ネギタキに各戸から持ち寄り

左義長の意味もある

ネギタキは もろもろの意味合いもあって

ネギ(年木)だろう

 

片田稲荷から 火種をいただき 浜にかがり火が焚かれる

このかがり火からネギは 100mほど離れている

 

すギに点火のため かがり火から藁に火を取り

振り回しながら ネギに向かって走るが 

途中阻止するものが 横やりを入れ 消してしまうことが

続き しばらくして 通す

 

燃え上がった ネギ

 

強風下で 生木は 音を立てて燃え上がる

凄い勢い

 

昔は 燃え上がる火の粉の勢いで 沢山火の粉が出る時は

カツオ 小さいときはイワシの大漁と占ったらしいが

今は 大野浜には 鰹はいなく 鰹漁師もいない

磯物漁師と 海女漁です