就業規則とは会社のルールブックのようなもので、労働基準法では、常時10人以上の従業員を使用する企業に、就業規則の作成を義務付けています。(パート、アルバイトも含めてカウントします。)

 

会社の助成金を申請するにあたりこの就業規則の変更等が要件になっていることも多く、10人未満の会社でも作成している会社も多くあります。   

 

本日は自身が立ち上げた会社の就業規則の作成を行いました。

厚生労働省が示しているベースのようなものがあってそれを参考に作っていきます。

 

第1章 総則

第2章 採用、異動等

第3章 服務規律

第4章 労働時間、休憩及び休日

第5章 休暇等

第6章 賃金

第7章 定年、退職及び解雇

第8章 退職金

第9章 無期労働契約への転換

第10章 安全衛生及び災害補償

第11章 職業訓練

第12章 表彰および制裁

第13章 公益通報保護

第14章 副業・兼業

 

就業規則の作成依頼は本当に料金が社労士間でもバラバラで本当に細かいところまで突き詰めて作成していくと、事業所と何度も連絡をとって決めていくという途方も無く労力がかかると思います。料金も数万円~数十万、百万円近く請求しているところもあるようです。

 

第4章~第10章にかけては特に重要で細かく決めていくと無限に時間がかかるように感じました。ただ時間を掛ける価値は十分にあり、ここの部分が後々従業員とのトラブル関係に発展した場合の対応指針になりそうです。

 

自身の会社を守るためにも、従業員に会社のルールを示すためにも就業規則は大切です。