退院して

父の病院に行って
父の治療のことを聞いた。

父は、食道がんの手術後

散らばったガンをやっつけるため
抗がん剤や放射線をたびたび受けてきた。

その度に元気になってるようにみえた。


そして、

私が入院する前

2021年1月には、
頭に放射線を当てていた。


そして、

抗がん剤は、使い切ったから

3月からは、食道がんにも保険適用になった
オプジーボで治療しようと
いう話だった。


オプジーボが父に合って
どんどん良くなるように信じてたウインク


けど、急激に父の体調は悪くなり
脳に当てた放射線の影響か
字をかけなくなり(父は、字がきれいだったのに)
上手く歩けないようになり

再び2月末に入院。

そんな状態でも

私の放射線治療が3月下旬から
はじまるので
お父さんも通院してたところだから
お父さんが送迎するよと
言ってくれてた。
とにかく優しい父だったデレデレ


結局、オプジーボ治療前に
父は、天国へ行った。

3日前まで、家に帰る気まんまんで
帰るときに着る服を持ってきてと頼まれた。


先生も最善の治療をしてくれたし
看護師さんも優しかったし

父も母より先に死ねないって
言ってたし

意識がなくなる前まで
チョコやアイスも食べてたし


まさかだったけど、
安らかな寝顔で亡くなった。


ちょうど、私の1回目の放射線治療の日が
父のお葬式になった。
私の治療は、日にちをずらしてもらった)

あまり苦しまず息を引き取った父の姿に、
悲しみだけでなく、勇気をもらった。