■10月19日
久々にネオブレを見た。今年初だった模様。現場に行けてないと表に出せない感情がある。ずっとネオブレを観たいと思っていたし、ずっと東京にも来てほしかった。それが実現した2日間だった。
ネオブレについて率直に言うと、思っていたよりずっと良かった。杏ちゃんの毎日配信を毎日のように見ている感じではグループとして伸び悩んでいる様子があり、期待値がそれほど高くなかったというのも正直なところ。ただ、ライブを観ると杏ちゃん、りんちゃんを軸に4人の新メンバーも欠点がなく随所で個性が光っている。ちょっと騙されたような感覚すらあった。
杏ちゃんと凜ちゃんは以前よりも歌唱力がパワーアップした印象を受けた。2人ともこんなに歌声に芯がある感じだったっけ?そして2人の歌声ってこんなに相性良かったっけ?新体制になってから2人で歌うパートや2人で歌いつなぐところが増えたとは思けど、何度も"ここ良いなぁ"の感情になった。
叶華ちゃんは顔が抜群に丸くて笑顔がド明るい。元気ハツラツなパフォーマンスも含め、努力で磨きにくい部分のアイドル性が高い。最年少なだけにスキル面の成長を焦る必要もないし、個性を宝物のように大切にしてほしい。あと是非野球をしてほしい腕の振り、体の使い方をしている。野球選手として育てたい願望がある。
来未ちゃんはキレキレってダンスじゃないのに一際かっこよく見える瞬間が多い。たぶん基礎がしっかりしている上にひとつひとつの振りがすごく丁寧なんだと思う。それなりのキャリアを積んできているだけあって、歌唱力も頼りになる。4人の新メンバーを迎えるにあたって、オールラウンダー的な存在が加入してくれたのはグループにとって大きなプラスだろう。
詩音ちゃんは笑うと目がなくなるタイプでした。自撮りとギャップのある癒し力の高い笑顔でのパフォーマンスが良い。ライブ中から雰囲気が誰か似ていると思ってて、悩みに悩んでその正体がKolokolの藤本さきと判明しました。SNSでは似てないんだけどね。元on and Go!のゆいにゃんっぽさもあり、もしかしてイエハピこころさんがとても好きなタイプなのでは。
夢來ちゃんは意外と笑顔が少なめだったんだけど、所々それがすごく良い味を出していた。笑顔って武器になる反面、表現の幅を半減させる要素でもあり、この先ゆらちゃんはスキルの向上とともに魅せ方で何段階も進化を示してくれると思う。今のところ一番未知数な存在なので、パフォーマンス面でもそれ以外でもあらゆる魅力を知っていくのが楽しみ。
新体制初の東京遠征は「NEO INFINITY」が1曲目に選ばれた。おそらく現体制を初めて見る人が多いだけに、(おそらく)現体制になってからの曲かつ"NEO"が曲名に含まれたこの曲から入ったのは大正解だったと思う。"受け継いでく この想いを 貫くため 僕ら何ができるのだろう"って歌詞好き。
セトリの中でうれしかったのは「悲しみエンコード」。この1曲にさまざまなネオブレの魅力が集約している。かっこいいメロディーの中に面白い音を織り交ぜ、壮大感がありつつポップを兼ね備える。エモセツナ系の歌詞でありながら振りコピ曲でもある。なお振りコピの難易度は異常に高い。
「エーテライト」もよかった。エーテライトはソロパートのみで構成されている。現体制を初めて見る自分にとって、各メンバーの歌をしっかり聞けるのはありがたい。もちろん歌唱力に物足りなさを感じる部分もあるが、成長過程の記録と思えばそれはそれでいい。
■ネオブレセトリ(1日目)
2日目の甲子園は「叛逆のイニティウム」からスタートした。これはいわゆる"鉄板"というやつで、この曲のトップバッター適性の高さは幾度となく証明されている。自分もSE→叛逆の流れは何度か体験しているがやはり至高だ。
この日の最大の収穫は「EMOTIA」だった。歴代ネオブレと比べればパフォーマンス力で劣るのは当然のことだが、この曲に関しては自分が知る限り今が一番良いように感じた。現メンバーの声質が曲にマッチしていて、歌割りも秀逸っぽい。
ということで、パフォーマンス的はまだ粗削りであるものの魅力にあふれている。3年前のカラスクが思い出された。当時のカラスクはかれん、あみ、みくるの3人が加入1年目。みくるんの即戦力っぷりには驚いたが、かれんちゃんとあみちゃんはポンコツだったと記憶している。しかし先輩メンバー(なこ、かのん、れん、ゆうか)が頼もしかったもことあり、不器用な面も伸びしろとして魅力的に映った。それからメンバー変動はありつつも大きく成長し、この日のアイドル甲子園では出番がトリ前である。
カラスクのライブを観ながら改めてかれんちゃんやあみちゃんの成長を感じた。そしてこの日一番の感想は、みくるんが抜群に良かった。適切な表現ではないかもだけど、磨きがかかりすぎていつも以上に小さく見えた。ただ、1曲目の「彩叫幸福論」だけはみんな本調子でない印象を受けた。SHOWROOMイベント期間の真っ只中での遠征で少し疲れが出たのかもしれない。歌唱力と熱量を要する楽曲なので1曲目向きではないという難しさもあっただろう。2曲目「夢の髄まで食べつくせ!!!!!!!」で一気に勢いに乗った。セトリが自分の好きな曲のみだったこともあり、終わってみれば十分な満足感が得られた。新メンバー・あいなちゃんはまだまだだったけど、おそらく今が一番大変な時期なので今後に期待。
■ネオブレセトリ(2日目)
■カラスクセトリ
■特典会
1日目は杏ちゃんのみ。自分がいることに気付いてなかったらしく、いきなりの登場で驚かれた。自己主張しないタイプなので特典会で気付かれるパターンは珍しくない。そんなことより現体制のネオブレいいやんけ!という話がしたかった。配信でやんでいる様子だったことについては「求めているところがあるから結果を焦ってしまう」とのこと。それほど悲観的にはなってなくて安心した。心配してたことを伝えると「すぐやんでしまうからなあ」と笑っていた。杏ちゃんが「楽しい気持ちで遠征来れてよかった」と言っていたように、前日の配信から杏ちゃんは機嫌が良さそうだった。杏ちゃんが機嫌良さそうなときは、杏ちゃんの機嫌が良いとき。
2日目は杏ちゃん、ゆうかちゃん。杏ちゃんは前日のツイートの流れから「アイドル甲子園初めてだったの意外」の件について。「イエハピとかは出ないから」「そっか、界隈がね」「ゆーてYamakatsuとかも好きやったけど」「そうじゃん」「まぁ対バンあんま行かんのよな」「あかんで」「え、いや、行くで、あの、イエハピとかのは」まさかの流れにあわあわしてしまった。
で、予約特典で私物サインをチェキホルダーに。「これ誰が入ってるん?」 「青い人が多い。一番多いのはelsyのきょーちゃんだと思う、解散前にかなり増えてる」 「なるほどね。それはいつか超えられるな」 「でも2番目が多分ゆうかちゃん」 「うわ、それはちょっと難しいなぁ」 「東京に来る回数がね。今日もこのあとカラスク見るし、、、」なんてやり取りがあったが、帰って改め数えたら2位杏ちゃんやった。
入特を使う機会がこのタイミングしかないことに気づき、さらに動画券とかも使用。ちょっと離れたところで撮影してたので特典会終了後に内容を確認したんだけど、今後の東京遠征に強い意欲を見せてくれててうれしかった。
ゆうかちゃん。ポーズはゆうかちゃんに合わせた。
昼の単独公演で特攻服を着たゆうかちゃん「ツイート見た?"護るよ"のやつ」 「見てない」 「あとで見て、これ(ポーズ)昼の名残やねん」 「甲子園ちゃうんや、完全に甲子園の気持ちでいたわ」 「そうする、決勝行くで」そんな会話もありつつ、「東京でアイドル甲子園に出るの久しぶりで、しかもトリ前なんて出番をもらえてうれしい」と話してくれた。自分は前日が初甲子園だったこと、この日は朝にネオブレを観てからずっと待っていたことを伝える。「いろんなアイドルさん見れて楽しいよな」に対しては回答を濁しといた。実際は良かったグループが1/3、部分的に魅力を感じたグループが1/3、魅力を感じられなかったグループが1/3といったところか。この日のラインナップの中ではAsis→リンワン→美味しい曖昧の並びだけ格段に質が高かった。あと、リムミルはラストライブ前に見れてよかった。寂しくなるねぇ。
■杏ちゃん配信
この10月に連続配信が1800日を超えた杏ちゃん。19日の配信では「明日の配信どうしよう。朝やるかもしれん。車からとかになるかも」などと話していた。翌朝、早くない時間に起きた自分は配信を見ることなく2日目の甲子園に向かった。特典会で朝配信してたか確認しようとしていたのは見事に忘れた。見逃すほど起きるのが遅かったとも思わないので、夜も一応配信に備える。おそらく2:00頃に寝落ちた。起きてすぐにスマホを見ると杏ちゃんの連続配信が途切れていた。なんかポップに。自分は周りに「杏ちゃんは連続配信が途切れたら心が折れるかも」などと話していたことがある。杏ちゃんにそう感じさせる言動があったのは確かだ。ところが、その瞬間はあっけなく、そしてポップだった。むしろ肩の荷が下りたようなポジティブささえある。きっとこれが最高のラストだった。
それはそうと毎日の楽しみが減るのは寂しいもので、これからも余裕があるときは配信してほしいなと。で、できるならメンバーとのコラボ配信みたいなのを増やせるといいかと。要は、新メンバーを知ってもらう機会をつくらないともったいない。それは例えばYouTube企画とかでもいいんだけど、SHOWROOMは杏ちゃんの強みの1つだからね。
■タイムテーブル
■ネオブレ新メンバーの生誕祭ダイジェストが出揃ったので貼っておく。
・6月ゆら
・7月くるみ
・9月きょーか
・10月しおん
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阪神 3-10 DeNA
DeNAは1点を追う2回表、戸柱の走者一掃となる適時打で逆転し、さらに牧の適時打でリードを広げる。そのまま迎えた7回には、代打・フォードのソロと佐野の3ランなどで6点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・ジャクソンが6回途中1失点の好投で勝利を引き寄せた。
■梶原
6打数2安打。7回にCS9打席目にして初ヒットを放つと、8回にもヒットを記録した。
■牧
タイムリーを含む3打数2安打。
■松尾
代打で登場し、CS初打席でえヒットを記録。レギュラーシーズンでは10月の昇格後6打数無安打だったが、大舞台で初球の変化球をしっかり捉えた。
■宮崎
1打席目で二塁打を放つも、4打席目の内野ゴロで走り出す際に脚をつって交代。軽傷であることを祈る。
■森敬
3安打の活躍に加え、守備ではスーパープレーを披露。攻守に存在感を示した。
■戸柱
2安打5打点の活躍。チームを勝利に導いた。
■フォード
代打で登場し、弾丸の2ランを放つ。自慢の長打力を見せつけた。
阪神 1-3 DeNA
DeNAは3回表、桑原の内野ゴロの間に1点を先制する。そのまま迎えた7回には、オースティンの適時二塁打で2点を加えた。投げては、先発・東が4回無失点。その後は山崎、佐々木、坂本、伊勢がそれぞれ無失点でつなぎ、最終回は森原が1失点はしながらも逃げきった。
■梶原
1番で出場するも5打数無安打。今季飛躍したとはいえ9月以降は低迷しており、桑原の1番起用も検討すべきだろう。
■牧
2番で出場して3安打。4番に座ってほしい。
■佐野
2本の二塁打を含む3安打の活躍。状態の良さを示した。
■東
4回無失点も走塁中に左太もも裏を痛めて早期降板。重症でないことを祈る。
中日 0-2 DeNA
DeNAは4回表、京田の適時打で2点を先制する。投げては、先発・大貫が7回3安打無失点の好投。8回は佐々木、9回は中川颯がそれぞれ無失点に抑え、中川颯はプロ初セーブを挙げた。
■梶原
3打数無安打でシーズン100安打ならず。しかし5回には直近4試合で3つ目の四球を記録。それ以前は87試合で4四球(うち敬遠が3つ)だったが、この変化が意味するものは何なのか。
■神里
途中出場で2打数1安打1盗塁。打席数自体が少ないが、今季初めて青柳以外からヒットを放った。
■京田
6番ファーストでスタメン出場し、タイムリーを含む4打数2安打。9月以は好成績を残している。
■大貫
7回3安打無失点の好投。初回に2死から連打を浴びるも、その後は6回まで完璧に抑えるなど安定感抜群の投球を見せた。
■佐々木
防御率2.00で迎えた登板で1イニングを無失点に抑え、防御率1.95でシーズンを終えた。
■中川颯
プロ初勝利、プロ初ホールド、プロ初本塁打などがあったシーズンをプロ初セーブで締めくくった。
■ざっくりシーズンの総括
最終的には3位でシーズンを終えた。開幕前のセ・リーグ順位予想は1~3位が的中しており、感覚的にも妥当な結果である。起用や采配についての思うところはまた別途ブログを書きます。クライマックスシリーズ、良い野球を見せてくれることを期待しています。
中日 4-3 DeNA
DeNAは1回表、牧の適時打で1点を先制する。直後に同点とされるも、2回に再び牧の適時打でリードを奪うと、3回には知野の適時打で1点を加えた。投げては、先発・松本隆が5回2失点とプロ初勝利の権利を持って降板。しかし、6回に2番手・坂本が細川のソロで追いつかれ、9回には5番手・上茶谷がサヨナラ打を浴びた。
■梶原
5打数2安打1四球。初回、2回とヒットを放ち、6試合ぶりにマルチ安打を記録。1試合を残してシーズン100安打に王手をかけた。
■牧
初回、2回とタイムリーを記録。2番での出場ながら勝負強さを発揮した。
■オースティン
初回にヒットを記録し、打率がリーグトップとなったところで代走を送られて交代。首位打者を決定的なものとした。
■柴田
9回に代打で出場し、ヒットを記録。出番こそ少ないものの、7月以降は12打数5安打とバットで結果を残している。
■知野
3回のタイムリーツーベースで今季2安打目をマーク。5月25日の押し出し四球以来となる打点を挙げた。
■森敬
3打数2安打2四球1盗塁の活躍。6試合連続安打をマークした。
■松本隆
高卒4年目にして待望の一軍デビューとなったが、初回は四球、ヒット、ヒットで1アウトを取る前に1失点。先行きが不安な立ち上がりとなった。結果的には、6安打3四球を許しながらも5回2失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。白星はつかなかったものの、来年に向けて手応えをつかんでくれたことは大きい。
■ファーム
この日、二軍はファーム日本一に輝いた。それ自体は良いことなのだが、度会はこの試合のために一軍登録を抹消されている。高校の同級生である松本隆のデビュー戦というのに二軍にいるのは寂しさを感じた。それでなくてもファーム日本選手権より一軍での出場機会を優先してほしかった。そのファーム日本選手権で最後を締めくくったのは森唯。ファームといえど、貴重な経験であることは否定しない。だからこそ若手を優先的に起用するべきだったように思う。適役の筆頭は渡辺だろう。今季は二軍でいずれもチームトップの48登板、9セーブを記録している。他にはルーキーの松本凌などもベンチで控えていた。6点リードの最終回、どういうつもりで森唯をマウンドに送ったのだろうか。
中日 1-3 DeNA
DeNAは2回表、森敬の犠飛で先制に成功する。そのまま迎えた5回に梶原の適時打で1点を加えると、8回には桑原のソロでリードを広げた。投げては、先発・濵口が3回、2番手・ディアスが1回、3番手・山崎が2回、4番手・坂本が2回をそれぞれ無失点に抑え、最終回は佐々木が1失点に抑えて移籍後初セーブを挙げた。
■梶原
4打数1安打3三振。なかなか調子が上がらないものの、5回の好機でタイムリーを記録。
■桑原
2番レフトでスタメン出場し、8回に5号ソロを放つ活躍。9月は月間打率.385をマークしており、クライマックスシリーズでもキーマンとなりそうだ。ところで前日から蝦名の出場時はレフトを守っている。しかしその2択なら桑原をセンターにするべきだろう。理由は桑原の持ち味が積極果敢な守備だから。両翼がカバーしてくれることで桑原の守備が生きる。
■蝦名
3番センターでスタメン出場も4打数無安打。
■オースティン
第1打席から3打席連続でヒットを放ち、4打数3安打の活躍。打率リーグトップのサンタナを猛追している。
■濵口
3回無失点だけど、初回に1死二塁から四球与えるし、3回には先頭の8番・田中に四球与えて9番・梅津の犠打で得点圏に走者背負うし、全然評価できない。田中への四球はストライク入ったのが2ボールからの3球目のみ。2つの併殺打により失点しなかったのは大変幸運。
■山崎
2回無失点も2イニング目は先頭・福永にヒットを許し、続く石川へは1球もストライクが入らずに四球。濵口同様に価値のない無失点。一番やってはいけないことをやってしまうピッチャーは信頼できない。
■起用
なぜ濵口が先発なのか。シーズン順位確定後の先発は若手に経験を積ませるかCSへの調整登板の2択だと思っている。CSで濵口の先発を検討しているのだろうか。濵口は後半戦に入って3回5失点、5回途中5失点、3回4失点ときて今回である。二軍で好成績を残しているのは承知しているが、一軍でこれだけ不安定な投球を見せられたら使うリスクが大きすぎる。仮にこの登板で好投してもCSの参考にはならない。若手育成意識の低さを改めて感じた。
DeNA 1-3 阪神
DeNAの先発・ケイは5回表、大山の適時打と佐藤輝の犠飛で3点を先制される。その後は上茶谷、中川颯、堀岡が無失点でつなぐも、打線が5安打1得点に終わった。
■蝦名
途中出場で1打数1安打1四球。ボテボテの当たりではあったものの、9月18日以来のヒットを記録した。
■京田
途中出場で3打数1安打。9月に月間打率.300をマーク。10月初出場となったこの試合でも状態の良さを示した。
■松尾
8月13日以来の一軍出場も2打数無安打。一方でリード面では救援陣を計4回無失点に導いた。
■ケイ
4四死球を与えるなど5回3失点。試合はつくったものの、自身3連続の黒星でシーズンを終えた。
■堀岡
1回無失点2奪三振。前日に続いて結果を残した。