さよなら歌舞伎座
歌舞伎座さよなら公演に行ってきました~
歌舞伎座前は凄い人!
そりゃそうです。
なんといっても「あと21日」でこの歌舞伎とはお別れなんですから!
(関係ないけど、この「あと○○日」って…宇宙戦艦ヤマト世代にはグッとくる…)
歌舞伎を見るのはこれで3度目。
一度目は幕見席で泉鏡花の「天守物語」をチラッと。
2度目は一回席で「藤娘」や「義経千本桜」
そして今回、3階席で
「実録先代萩」「助六由縁江戸桜」
団十郎、玉三郎、勘三郎、三津五郎、福助、左團次、仁左衛門、菊五郎、
芝翫、橋之助、幸四郎…口上は海老蔵。
いやもう、素晴らしい方々が次から次へと出てこられて
そのたびに「ナリタヤッッ!」「んナカムラヤッ!」「ィヤマトヤッッ!」などと声がかかり、
最初から最後まで大興奮の3時間でした。
3階席はかなり高くて、一番前から下をのぞくと
ちょっとこわいかも?
私はへっちゃらですけでも。
舞台も小さめにはなりますが、でも十分良く見えました。
かえってすべてが見晴らせていいかもしれません。
やっぱりこの緑、橙、黒、の3色の幕を見ると
「歌舞伎!」て感じが高まりますね~。
花道の下もくぐってきちゃいました
友達の友達が歌舞伎座に勤めているおかげ。
ほんと~にありがとうございます!!
しかも、座席にはお弁当やお菓子などのお土産、
さらに「吉兆」さんの日本酒までが~!
きゃあ~
いつも最高の笑顔で優しく私たちを迎えてくれる紳士です。
最後にスタッフの皆様と一緒に
今の歌舞伎座はまもなく姿を消しますが、また新しい歌舞伎座が
これから何百年と歴史を刻んでいきます。
演者の皆様はもちろん、こうして歌舞伎座に関わるスタッフの皆さんの
熱い想いがあれば、例え場所がかわっても、
歌舞伎という文化はけっして変わることなく
それどころかどんどん進化し続けていくんだなあ…と、実感できました。
終わりがあればこそ、始まりがある