■ヤン・ゲール氏が語る、都市の魅力を構成する要素は何か?
■視聴した日付
2019/10/07
■視聴した目的
現代の都市は、世界的に見ても自動車社会で成り立っている。そのため人間を主軸としたまちではなく自動車を主軸としてしまっている結果、まちの中における人の活気がない。人間を主軸としたまちづくりの最先端を研究及び発展させているヤン・ゲール氏の構想を知恵として身に付けるためである。
■気付き
現代の日本でも提唱されている通り、「屋外に子供が沢山居ると賑わう、高齢者との関わりが必要」とまちづくりに必要であること。そのために都市生活を再設計が必要なこと。都心では、「経済、文化、社会」が密集し魅力な展開がされている。その結果多くの人が好み都心に移ろうとする。しかし、郊外では「経済、文化、社会」の魅力が希薄してる。発展を試みようにも自動車やガソリンを利用したまちづくりが基礎になってしまう事例が多く、車の移動時間が無駄と思う人が後を絶たない。
ヤン・ゲール氏は、コペンハーゲンで公共空間をつくり、歩行者のためのまちをつくった。また、民主主義的な都市政策が必要であり、人々が公共空間や街路で出会うことが大切。
リバブル・シティ的な構想が重要であり、人々が健康であることが幸せである。
■キーワード
[4タイプの都市]
○伝統的な、古い村
○自動車によって侵入されてしまった都市
○捨てられた都市
○都市の空間を取り戻した都市
[12のクライテリア]
都市の魅力を発露させる12の条件
○Protection (守られていること)
○Comfort (快適であること)
○Delight (喜ばしいこと)
・自動車、そして事故から守られていること -安全―
・犯罪、そして暴力から守られていること -守られている感覚―
・感覚的に不快な体験から守られていること
・歩く機会が提供されている
・立つ、留まる機会が提供されている
・座る機会が提供されている
・見る機会が提供されている
・しゃべったり、聞いたりする機会が提供されている
・遊んだり、運動したりする機会が提供されている
・規模
・微気候を楽しむ機会
・心地よい五感の体験
■まとめ
○コペンハーゲンの歩行者天国「ストロイエ」について
日常的な風景でなくこの様な非日常的な風景は、都市の魅力が露出し質が向上する。
○自動車と共存は可能なのか
自動車は都市において悪ではない。問題なのは量である。今後、自動車のための空間が出来ないのか検討している。現在では、「歩道、自転車専用道路、自動車専用道路、中央分離帯」と区分けした道路が必要である。現在のコペンハーゲンでは、2車線道路であり過去の4車線アスファルトと同様な交通状況を生み出すことが出来ている。
○都市の魅力を高めるためにまず着手すべきこと
「12のクライテリア」に付け加えて、システマティックな自動車交通と都市生活の2つのデータの相互活用である。都市の状況を改善するには、都市での生活を把握していなければ全体的に改善されないためである。
■結果
現在のまちづくりにおいて必要な情報である「都市生活」が欠如している。今後の改善のためにも最も催促しなければならないこと。全てを把握するのが理想だが、最初は重要な街路や広場、公園での遊びの調査が必要である。また、まちづくりにおいて数字とグラフが数値化された報告書が無ければ議論が出来ず忘却されてしまう。前例のない地域では反発されてしまう可能性を考慮すると頷ける。
動画で紹介された「Cities for People」は未読であるので是非読みたい1冊である。
■引用先
YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=l6skRlRAdHY
参考文献 : Cities for People