北海道自転車旅 3 | ryのチラ裏(IE以外のブラウザ推奨)

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チラシが両面印刷で余白がない・・・アッー!!

極楽湯を出てから1時間以上走ってもマン喫がない・・・
仕方ない、那須塩原まで行けば流石に寝るところくらいあるだろうと一路那須塩原を目指して進む

その道すがら、雨が降り始める
眠い上に雨は降り始めるわでテンションが下がりまくりの中、それでも進んでると坂道も急勾配になり更にはアスファルトの半分以上を植物に支配されてて、なんだかウンザリしてきた

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西那須野の辺りまで来たところで、更に雨脚が強くなる
休憩しようにもそれらしき場所も見当たらず、帰る事にした

北海道はおろか、福島県に入る手前でリタイア・・・
折角ここまで来たのにという想いはあるけど、それ以上に眠すぎて家の布団で泥のように眠りたいという欲求が尋常じゃない
この時点でかなり疲れてるんだけど、睡眠欲だけを原動力に来た道を引き返す

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勿論、帰りも植物の支配率が高い道を通って帰る
この頃には雨も止んでたのは、せめてもの救いだった


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東京まで145Kmか・・・遠いなぁ

日が沈み、真っ暗になってもペダルを漕ぐ力は緩めない
時々、コンビニに寄ってアイスやドリンクは補充したけど。

膝に痛みを感じるようになってもひたすら進み、明け方・・・時間にして3時位に埼玉の越谷に入る
基本的に同じような景色が続き、大型トラックが明らかに法定速度をオーバーして爆走してる栃木・茨城ゾーンを抜けると気持ちが随分と楽になった

足立区に入った辺りで再び雨に降られたけど、その時は家までもう少しだったこともあり別にテンションに影響はなかった

疲れはとっくにピークに達し、睡眠欲だけがペダル漕ぐ原動力になってる状態なのでスピードはかなり落ちてるが着実に家に近づき、5時頃帰宅。

玄関口に荷物を投げ捨てるように置き、汗と雨にまみれてすっかり重くなった服を脱ぎ捨てて風呂へ。
丹念に洗い流す気力もなく、シャワーだけ浴びておざなりに体を拭って布団に横になると普段感じることのない異様な引力を感じながら寝る

空腹感で6時間ほどで目が覚める
何気なく体重を量ると出発前より5kg近く痩せてた
ダイエットって簡単だなと思いながら、あまり動きたくないので近所で量も多めの店・・・大勝彦へ

ラーメンと中盛の食券を購入してカウンターに出すと、今回は「うちは量多いですけど、大丈夫ですか?」みたいな事も言われず、普通に出てきた
久々だし俺の事、絶対覚えてないと思うんだけどなぁw

大勝軒の流れを汲む店だからつけ麺が売りなんだろうけど、ここは絶対ラーメンの方が旨いと思う
今回食べて改めてそう思った

食後にマックへ行きドリンクだけ注文して涼んでると、また眠くなってきたので帰って寝る
寝てばっかだな、俺w