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元ひきこもーらー[りさ]が自分を解放してきた話

平均台から落ちた中学3年生。落ちてみたら、そこには360度どこへも行ける、キラキラした世界がありました。人に出会い、世界を知るたびに、自分を解放してきた[りさ]のおはなし。



これは、わたしが不登校になったきっかけの物語。




中学3年の春。

新しいクラスは、すごく仲のいい友達が1人、一緒でした。

休み時間も、教室移動も、なにをするにもその子と一緒。

他の人とは、ほとんど話しませんでした。




ところが。




少しずつその子は学校を休みがちになり、とうとう学校に来なくなってしまったのです。


理由は「起立性調節障害」でした。


自律神経がおかしいせいで血がちゃんと頭までいかないため、
起き上がると頭が割れるように痛かったり、ひどいめまいがする。

そのため、朝起きられなくなってしまう。


そんな病気です。



ショックでした。
友達のことが心配でした。


でもこのことを知ったとき、それ以上にわたしの頭にうかんだ言葉は



「ひとりぼっち」




それと同時に、頭が不安でうめつくされました。



これからどうしよう・・・・・・



クラスに話せる子がいないわけでもなかった。

でも、女子特有の「グループ」は、すでにがっちりできていました。




私は、この「グループ」というものが大っ嫌いでした。



うわべだけの付き合い。

とにかくまわりにあわせて。人が笑ったら自分も笑って。

自分の意見なんかなくって、心はからっぽで、
かおにへばりついた笑顔はなかなかとれなくて。

小学校のころから、ほかならぬ私自身がそうやって生きてきたから。





でもそんな生き方、もういやだった。




「私はひとりで大丈夫」




そう言い聞かせながら、教室のすみっこにある自分の席で、


わたしは自分の殻にとじ籠りました。



誰とも話さない。
誰とも笑いあわない日々。



クラスのあちこちから聞こえてくる笑い声が、私を笑う声にきこえる。



ささやき声は、
すべて私の陰口にきこえる。



自分で自分に言い聞かせた「私はひとりで大丈夫」は、

そう長くは続きませんでした。




そして・・・












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