耳が溶けた昇天




私がてひょんさんに
一番はじめに惹かれた理由は
その声だった。



夕暮れ時、
スマホから流れてきた歌声に
家事の手を止めた。


え、これって誰が歌ってんの…?


そんな言葉を一人きりの部屋で
呟いた記憶がある。


Singularity

その歌声に一目惚れならぬ
一耳惚れした私。



私にとって
てひょんさんの歌声は特別なのだ。

私の心の深いところに
じんわりと沁み渡る。


どの時間帯に聴いたって
いいものはいいのだが、

どちらかというと
夕暮れから闇夜にディープに溶け込むような

ブランデー片手に耳を傾けたくなるような
(いや、ブランデー飲めないけれども)

まぁ語彙力皆無の私に語れるものなど
せいぜいこの程度である。
(早々に諦めた)


Sweet Nightは出てから
一日も欠かさず聴いている。
自分でもよく飽きないなぁ…と感心するが
今や私とわんこの入眠ソングとなっている。


彼の曲が出るたびに
大切な宝物が増えていくよう

ミクテが出たら
私は咽び泣くのではないだろうか?


彼が爺さんになるのを見届けるのは
自分の年齢を考慮してきっと難しいだろうが、
彼にはずっとずーっと長く歌って欲しいと
心から思っている。



どうかメンバーみんなが

心穏やかに過ごせますように


どうか早く良くなりますように