「チラ裏:ユリ熊嵐すごいよね(小並)」 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba
「チラ裏:ユリ熊嵐すごいよね(小並)」

百合とかBLに何で惹かれるかってそりゃ可愛いキャラ同士がキャッキャうふふしてるのをみてるだけで眼福というか満たされるという邪な部分があるからというのは勿論あるんですけど、根底に断絶の壁を超越した本当の「スキ」への憧憬があるからなんじゃないかなーってユリ熊嵐をみていると感じます。

ステータスとか利益とか世間体とか現実世界ではそちらの選択をするための足枷となるものを二次元世界のキャラ達が振り払って叶えてくれる願望ってのはそりゃ魅力的ですもんね。
紙っぺら一枚の夫婦関係とかよりもっと本質的な「スキ」を貫くことは鏡の自分ごと相手を撃ち抜くことでその気持ちがひとつになってあなたがわたしにわたしがあなたになるっていう究極の状態だとしたらすごいです。
それって"100%絶対的に分かり合える人間なんていない"っていう世界の常識?としての"断絶の壁"を前提として語られる好きの超越ってことなんでしょうか。
そう考えると約束のキスってのは銃弾のトリガー?うーん。

銀子とるると紅羽が最終回に向けてどうなっていくのか気になるしそれ以外のメタ描写とか風刺とかも盛りだくさんすぎてとりあえずやっぱり幾原さんすごすぎるわーぴゃーって感じです。

そんなこんなでよくBL二次創作とかでノンケキャラが語る「男が好きな訳じゃなくてお前だから好きなんだ」っていう台詞も結構究極のスキの形なんじゃないかなんて自分のいい方に考えながら、もっと何が正しいとか何はいけないとかじゃなくて柔らかい考えで色んな物事とらえられたら素敵なのになーと透明な嵐の中から考えた次第なのでした。

みんなユリ熊嵐みたほうがいいガウガウ。