♪真冬の夜の怪談 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba
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本日はとあるオーディション後

時間間に合えば行きたい!と思っていた


『プンダリーカ・ライブ vol.26
きょうかいせん』


を観に新宿は経王寺に行って参りました!



このイベント
なんとお寺の本堂をライブハウスにして様々なジャンルのアーティストがそれぞれの表現方法で舞台を創るというユニークな企画でして

今回は


[第一部]


◆邦楽
浜根由香さん(三絃)・帯名久仁子さん(箏)
『地唄:ゆき』
『TSURUKAME』


◆語り
あおきさやかさん
『デューク』


◆雅楽
中田太三さん(楽琵琶)・太田豊さん(竜笛)
『春鶯囀~遊声』
『越天楽』



[第二部]

◆一人朗読・落語・一人芝居
浅沼晋太郎さん著
『見ルナ』『聞クナ』『言ウナ』


という構成となっておりました!


異なるジャンル・パフォーマンスの中、共通のテーマとして表現されたのが『きょうかいせん』

身近なところで言ったら友人と恋人だとか国同士、パーソナルスペースといった境界線が挙げられますが
お寺という場所にも縁深いからか今回は『生と死の境界線』に関する作品が中心となっておりました


地唄や箏の音や雅楽をこんな間近で聴ける希少さもさることながら
夜のお寺の本堂という場所が更に雰囲気や音色を盛り上げて不思議な空間を作り上げていて…

主に追悼やお葬式で演奏されたりかごめかごめに由来する楽曲だったりということで静かに迫ってくる不気味さにぐぐっと魅入り聞き入ってしまいました


そして語りと共に第二部では一人朗読・落語・一人芝居を全てこなされていたあおきさやかさん!
コジコジやキョン君の妹役でもご存知の通りなあの可愛らしい声で表現される作品の雰囲気たるや…!

死をテーマとしていながら心温まるお話である『デューク』での語りももちろんぴったりだったのですが、なんと言っても凄かったのが『真冬の怪談』がテーマの第二部での一人朗読・落語・一人芝居!

題材は浅沼さんがいつものコメディを封印してつくられたガチ怪談3部作

見ルナ聞クナ言ウナというタイトルに沿った怪談がそれぞれ微妙にリンクしていて辿る時代背景に合わせて3種類の表現方法が使われるという最早新ジャンル

落語で怪談…?と不思議に思ったりもしていましたがガッツリ怖かったですガタガタ


そんな唯でさえ凝りに凝ってつくられた怖い作品をあの鈴のような声で語られるというのが逆にこんなにも怖い と は …


その演技力と個性の成す業は同じ役者の後輩として目標としなければいけないね!と一緒に見に行った方々と強く実感しあったのでした



新しい空間・新しい表現方法・新しい怖さとの出逢いにまた頑張っていくための刺激を沢山もらえた日でした



もっともっと成長せねばっ!


リーヨ!リーヨ!

でわおやすみなさい☆



(*・w・)ノ{涼★