続きまして。未来。
1人の少女が、とある1軒の屋根の上に座り込んでいた。
「此処は・・・・?」
少女が辺りを見回す。
「あの人達は・・・誰なんだ・・・?」
月故の周りに居る、銃やら剣やら武器を持った人達は、ただ、呆然としていた。
そして、その1人が言う。
「・・・・・オィ・・・チャンスなんじゃねぇか・・・?」
と。傍に居た、もう1人がその理由を聞いた。
「だってよ・・・あれ、日本人だぜ・・・?黒髪に・・・黒眼。紛れもねぇ・・・日本人だ!!!
売れば高い金になるぞ!!!」
「何!?」「日本人・・・!?」「嘘・・・コンナ所に!?」
周りがざわめき、月故が、頭上に「?」マークを浮かべていると、1人の男性が、月故達の居る
屋根の、2軒先の屋根に、着いた。
「な・・・・ッ!あれは・・・黒錠・・・・!?しかも10年前の姿だし・・・如何なってんだ!?」
カイだ。
カイは、目の前の現状に多少は驚いたが、直ぐに、キリの手紙の内容を思い出す。
「まさか・・・アイツが・・・・キリ様だっていうのか・・・・!?」
カイが驚くのも無理は無かった。
何故なら、カイは昔、月故のクラスメイトだったのだから。
「ちッ・・・・!」
カイは、猛スピードで敵へと近づき、倒していった。
「!!?」
月故は、ただ、見ているしかなかった。
~そして5分後~
辺りには男性達の死体が転がり、その中に、2人、男性と、女の子が立っていた。
「大丈夫か?」
男性、もとい、カイが言う。
女の子、もとい、月故は小さく頷いた。
「じゃぁ・・・此処から脱出するぞ。」
「え・・・?あ、うん。」
すると、カイは月故を抱き上げ、其処から立ち去った。
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所変わりまして現代
キリとファイは、硬直していた。
「・・・・・」
キリは押し黙っている。
そして、ファイは。
「殺せよ。もう、俺に反撃の手立てはねぇんだ。」
そう言っていた。
そして、キリはこう言った。
「今此処で、お前に死なれたら困るんでな・・・」
「何だと?」
「理由を答える心算は無い・・・・」
ドンッ!
キリはそう言って、ファイを麻酔銃で眠らせ、手錠で手足を縛った。
「これでよし・・・・」
キリはそう言うと、ベランダの前の窓を開け、ベランダに入った。
「日本・・・・懐かしいモノだな・・・・」
そう呟いて。
「フハハハハハ!!!!ヤハリな・・・・!!!」
「Σ(゚д゚;)な・・・・貴様は確かに眠らせたはず・・・!」
「知らねぇらしいな・・・。お前が撃った麻酔銃は、10分・15分しねぇときかねぇんだぜ?」
「な・・・・何!?」
「しかも・・・・此処は日本!この景気の良さから言うと・・・此処は10年前らしいな・・・!」
「・・・・」
キリは押し黙った。
何故なのだろうか・・・?
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またまた変わって未来
「チョ・・・・!チョット待ってよ!」
「何だ?」
月故がそう言うと、カイは走るのを止めた。
「降ろして!」
「・・・・・」
カイも、流石にヤバイと思ったのだろう。素直に月故を降ろした。
月故は呼吸を整え、言う。
「貴方・・・・何者なの!?」
「俺はカイ。いや・・・・お前らの時代で言うと、洲宮カイだ。」
「洲・・・宮?あの洲宮!?しかも私達の時代って・・・如何いう事!?」
月故は焦り、言った。カイは冷静に答える。
「此処は・・・お前の居た世界の、10年後の世界だ。」
「10・・・年後?」
「そうだ。」
「・・・・」
月故は後ずさりすると、落ちそうになる。
其処を、カイが助けた。
「大丈夫か?」
カイが聞くと、月故は頷く。
「じゃぁ、行くぞ。」
カイはそう言って、走り出した。
月故も走る。
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※左=現代 右=未来
「何なら、教えてもいいんだぜ!?」 「ねぇ、教えてほしい事があるんだけど・・・」
「何をだ・・・?」 「何を・・・・?」
「この日本の未来についてだ!」 「何で皆が僕を見て、捕まえようとしたのか!」
「!!!」 「!!!!」
キリは硬直した。このまま未来を カイは驚いたが、少し考えた
皆が知ってしまったら・・・・と一瞬で思った。 そして、暫く経った後、こう言った。
ファイは続ける。
「この日本は・・・近々大変な事になるぜ・・・!?」 「それは、この時代、日本人が希少だからだ。」
「止めろ・・・・!」 「何で!?日本人なんて、日本に幾らでも居るでしょ!?」
キリがそう言っているのを構わず、 カイは一瞬、その言葉に口を塞いだが、その後、
ファイは続ける。 重い口調で言った。
「この日本は・・・後7・8年後・・・・」 「日本なんて存在しねぇよ・・・もう。2・3年前、地図から
「止めろ・・・言うな・・・。」 消えちまったんだからよ・・・・」
「この日本は・・・・!!!」 「え・・・?」
「止めろ!!!!」
キリはそう強く言ったが、ファイは カイは、震えながら、かつ、重い口調で言った。
ニヤリと笑い、言った。
『日本と言う国はもう存在しない。
何故なら・・・・
日本は、太平洋の海に沈んだのだから!!!!』
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~現代~
「な・・・何を言っているのですか・・・・?沈むだなんて・・・」
先生は、驚きながら言う。
生徒も驚いていた。
「フ・・・フフフ・・・フ・・・」
ファイは薬が効いたのか、寝た。
キリはただ、その場に呆然として立っていただけだった。
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~未来~
「え・・・・?日本が・・・消えた!?」
月故も、驚いていた。
カイは言う。
「日本そのものが大陸ではなく、火山性の山だったんだ。
だから・・・・その日、日本は大噴火した。
その所為で、日本人はほぼ全滅・・・・
生き残ったのは、その時、海外に渡っていた者、沖縄・北海道に住んでいた者だけだった。
そして、噴火の反動で日本は追い討ちをかける様に太平洋の海へと沈んだんだ。」
カイは拳を握り締めた。
月故は、驚いていて、その場で呆然としているしかなかった。
「さて・・・行くぞ。」
「え?」
「この場に居たら危険だ。直ぐに移動するぞ。」
カイはそう言うと、月故の手を握り走った。
NEXT
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~アトガキ~
さて・・・・
スミマセンでした・・・!
今回は、色々と詰め過ぎて、地の文があまりにも少なくなってしまいました;
しかし、次回は相当セリフが少ないと思います。
それでは。